立正大学とソシオネットの共同プロジェクト
近年、行政や企業においてデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性が高まる中で、DX人材の不足が深刻な問題となっています。これに対処すべく、立正大学とソシオネット株式会社は、共同研究を通じてこの課題に挑むことになりました。具体的には、「ノーコードを利用した実践的プログラミング実習メニューの共同開発及びそれに基づく研修実施と支援」というプロジェクトです。
プロジェクトの概要
プロジェクトのタイトルは「社会課題を解決するDX人材養成に関する実践的研究」です。この研究は、2024年9月1日から2025年8月31日までの期間にわたり実施されます。研究の主な目的は、DX化が求められる中での人材育成のメニューを模索し、実際の研修を通してその実践を行うことです。
研究に従事するメンバー
- - 後藤 真太郎(立正大学教授): ノーコードを利用した実践的プログラミング実習メニューの開発を担当。
- - 山下 聖(ソシオネット代表取締役): 共同開発及び研修実施の支援。
- - 鈴木 大資(ソシオネット部長): 同上。
DX人材の育成に向けて、彼らは実践的なプログラミング教育をもって社会課題の解決に寄与しようとしています。特に「ノーコード」というアプローチを取り入れることで、プログラミングの敷居を下げ、より多くの人々に参加を促す狙いがあります。
ソシオネットとは
ソシオネット株式会社は、個々の顧客に向けたデジタルトランスフォーメーションを実現するITコンサルティング企業です。彼らのミッションは「Change the way we live with: IT」であり、ITを通じた社会の向上に努める姿勢が伝わります。
立正大学の研究推進・社会貢献センター
立正大学の研究推進・社会貢献センターは、地域との連携を促していく目的で設立された研究機関です。このセンターは、さまざまなプロジェクトを通じて社会に貢献する活動を展開しています。
まとめ
今回の共同研究は、DXに必要な人材育成に向けた第一歩となることが期待されています。立正大学とソシオネットの協力によって、実用的なスキルを持った人材が育成され、地域社会や企業が抱える課題への対応が進むことでしょう。また、今後、このような取り組みが広がることにより、より多くの人々がDXの推進に関与できる環境が整うことが望まれます。