FlutterFlowもくもく会 @ 調布
2023年3月15日、調布にてFlutterFlowに関するもくもく会が開催され、多くの開発者が集まりました。このイベントでは、決済システムやIoT、チーム開発、バックエンド戦略、技術選定といった多様なテーマについて意見交換が行われ、参加者はノーコードおよびローコード開発のさらなる可能性について深く掘り下げることができました。
主要な議題とディスカッション内容
1. コンビニ決済に関する提案
参加者の宮崎氏は、コンビニ決済の手数料や利用状況についての貴重な情報を共有しました。彼はStripeの審査基準が厳しくなったことから、代替の決済サービスについての評価も行いました。このトピックは、今後の決済方法を考える上で非常に重要なテーマです。
2. IoTの活用
このセッションでは、RFIDやBluetoothリーダーデバイスを用いた在庫管理システムの構築について議論されました。Kinari氏も同様のアイデアを検討しており、実現に向けたライブラリやプラグインの選定を進めています。Bluetoothデバイスの複数検知機能に関しては、実証実験の進捗も報告されました。
3. チーム開発とリモートワークの課題
デザイナーとエンジニアの効果的な連携の重要性について議論し、デザインプロセスの中にノーコードツールを活用する利点が強調されました。また、オンライン環境でのコミュニケーションの課題に対しての解決策も模索されました。
4. バックエンド戦略と技術選定
参加者はSupabaseとFirebaseの利点を比較しました。Supabaseの特徴としては、よりシンプルな設計が挙げられ、Firebaseは開発の迅速さが評価されました。いずれのプラットフォームも、それぞれの特性を理解した上で最適に選択することが必要であると認識されました。
5. 技術選定とFlutterFlowの活用
FlutterFlowにおけるテストの実施が検討され、GitHub Actionsを活用した自動更新プロセスの可能性も議論されました。また、FlutterFlowとBubbleの使い分けや、Flutter Webのパフォーマンス向上に対する課題も取り上げられました。
6. スキル開発と人材育成
バブル資格を持つ人材を増やすための新たな研修プログラムが計画されています。このプログラムを通じて、2-3ヶ月の間で開発スキルの向上を目指し、営業チームの拡大やペアプログラミングの推奨も行われる予定です。
7. 地域課題と社会的文脈
最後に、高齢化とDX推進の課題に関する地域のニーズに応えるためのオフラインファーストのアプローチが議論されました。地元コミュニティとの連携を強化することが、今後の大きなアクションアイテムとして浮かび上がりました。
結論と今後の展望
今回のFlutterFlowもくもく会では、参加者がそれぞれのアイデアを持ち寄り、活発なディスカッションが繰り広げられました。特に、Supabaseの活用範囲や決済サービスの選定に関しての見直しが重要な課題として挙げられました。
NoCodeCampは今後もこのような技術交流イベントを定期的に開催し、ノーコードおよびローコード開発を推進していく意向を示しています。次回のイベントにもぜひご期待ください!
次回のイベント案内
NoCodeCampは日本最大級のノーコードに特化したオンラインサロンで、開発仲間との出会いやアイデアを実現する場として機能しています。お近くにお住まいの方や興味のある方はぜひご参加ください。