本記事では、AI時代に求められる新しいスキル育成について考察します
1. AIが秘める可能性と現実のギャップ
近年、AI技術の進化は著しく、多くの企業がその導入を進めています。しかし、AIの導入が進んでも、実際の業務がスムーズに進行するかというとそうではありません。AIによる業務効率の向上が期待される一方で、実際には「AIが1時間で仕上げた提案書が、決裁の手前で3か月も止まってしまう」といった現象が数多く起こっているのです。
これは、AIが業務のボトルネックを解消できていないことを示しています。既存の業務プロセスにおいて、人間同士の合意形成や意思決定がさらに大きな課題となり、AI導入後も業務が停滞してしまうのです。つまり、今や業務のプレッシャーは作業量から人間の合意形成のスピードへと移行していると言えます。
2. 「進める力」を育む法人研修プログラム
このような流れを背景に、株式会社THUNDERは新たに法人向けの研修プログラム【ビジネスアーキテクト育成講座】を提供開始しました。本講座は、AI活用とデータドリブンで進めるDX(デジタルトランスフォーメーション)時代に必要なプロジェクト推進実務を教えるものです。
本講座の特徴は、独自のフレームワーク「PowerOS®」に基づいて、業務を「AIに渡せる仕事」「AIと分担する仕事」「人間にしか残らない仕事」の3つに分類し、特に人間にしかできない分野に注力する点です。AIができる仕事は効率化される一方で、合意形成や意思決定といった人間ならではのスキルは、今後ますます重要視されることでしょう。これまで「属人的」とされていた仕事も、体系化された学びを通じてスキルを高めることが可能です。
3. 講座の概要と受講メリット
本講座は、5日間にわたって行われ、企業単位での導入が可能です。定員はクラスごとにおおよそ10名程度の少人数制で、受講者一人ひとりにじっくりと向き合う形で進められます。費用は1名あたり税別で40万円ですが、助成金を活用できる可能性もあります。
受講することで、AIを活用しつつ、社内での意思決定を迅速化するための「進める力」を養うことができるのです。特に経済産業省が定義した「ビジネスアーキテクト」としての能力を実務に役立つ形に翻訳して学べることは、受講者にとって大きな利点となります。
4. まとめ
AI技術の進化に伴い、求められるスキルも変わっています。単にツールの使い方を学ぶのではなく、AIが生み出したデータや分析を基に、どう組織内で合意を形成し、意思決定を下すかが企業の成否を分ける時代です。THUNDERのビジネスアーキテクト育成講座は、顕在化したこのようなニーズにこたえる内容となっており、今後の企業成長に欠かせない人材育成の一環として大いに注目されるべき研修プログラムでしょう。