竹工芸品の未来を引き継ぐチャンス
群馬県多野郡上野村にある「大和美術工芸」では、竹を使った工芸品を作り続けている工房で、現在、次世代の後継者を募集中です。これは、文化を次世代に継承したいという強い意志を持つ方にとって大きなチャンスです。2000年に群馬県に移住し、地元の竹を活かした工芸品創りを続けてきた代表の宮川さん。この度、彼の手掛ける工芸品製作の技術と伝統を守りたい、さらに発展させたい方を求めています。
大和美術工芸のストーリー
「大和美術工芸」の起源は神奈川県茅ヶ崎市に遡ります。宮川さんはお父様の技術を受け継ぎ、長年工芸品の制作に従事されていましたが、土地の変化に直面し、群馬県上野村に新たな拠点を設立しました。この移転により、竹材を使用した制作環境が整い、地元との交流も生まれました。
工房では、虎斑竹や真竹などを使用した高品質な工芸品を手作りで生産しています。特に竹は、その特性により、使い込むほどに味が出て、独特の風合いが楽しめる素材です。これに合わせて、革や布などを組み合わせ、洗練された工芸品が生まれています。
後継者に求める要件
「大和美術工芸」は、文化を大切にし、次世代に何かを残したいという情熱を持つ方を募集中です。工房が求める後継者には、竹を使った工芸品の技術を学び、職人として育てる意欲が求められます。手作業だけでなく、機械を使用する工程もあるため、幅広いスキルが求められます。また、製品を次世代へと育てるため、複数の人材を雇用し、協力して作業に取り組むことが重要です。
宮川さんの工芸品への情熱
宮川さん自身、工芸品はただの物ではなく、時間を共に過ごすことで価値が増す特別な存在だと考えています。彼は50年以上の経験を経て培った技術を、時にトラフダケを使った名刺入れなど、より日常的に使えるアイテムに昇華させています。一度手に取れば、その使い心地と美しさを感じ取ることができるでしょう。
また、彼の工房は、既存の顧客基盤を有しており、様々な取引先とも信頼関係を築いてきました。これにより、ビジネス展開の基盤も整っており、やりがいのある職場環境が待っています。
引き継ぎの形
引き継ぎにあたっては、店舗名を変更することも可能です。新たなアプローチや商品展開についても自由に意見を出すことができます。これは、伝統を尊重しつつ、同時に新しい風を吹き込むチャンスでもあります。
利用できる土地と建物はすでに交渉済みで、安心して工房を運営できる体制が整っています。興味がある方は、ぜひこの募集を検討してみてください。
お問い合わせ
次世代の工芸品を作りたい方、竹工芸に興味がある方は、以下の連絡先にてお問い合わせください。
- - 電話番号:0120-998-196
- - メールアドレス:support@batonz.co.jp
- - 詳細情報:こちらから
文化を繋ぐこの機会をお見逃しなく!