和倉温泉にオープン予定のサウナ特化型ホテル
石川県七尾市に所在する和倉温泉に、サウナをテーマとした新たな宿泊施設が登場します。株式会社ゼン・ランドが手掛ける「(仮)HOTEL ZEN SAUNA RESORT –和倉–」は、2026年12月の開業を目指しており、旧ホテル十番館の改装を経て地域活性化を図るコンセプトです。
施設の概要
この新しいホテルは、住所が石川県七尾市和倉町6-6-5に位置し、客室数は全24室となっています。その中でも、特にサウナを楽しめる「サウナスイート」が3室用意されています。1階には男性専用のサウナエリアが、2階には女性専用エリアが設けられ、宿泊者専用のラウンジやフロントも完備されます。さらに、3階から5階には客室があります。
地域との共生を重視したコンセプト
本ホテルは単なる宿泊施設ではなく、地域に根差した「ウェルネス・デスティネーション」を目指しています。開湯1200年を誇る和倉温泉の温泉施設とも競合することなく、むしろ協調しながら地域全体の魅力を向上させることに重きを置いています。宿泊者には本格的なサウナ体験や、能登の新鮮な食材を利用したリカバリーフードが提供される予定です。また、日帰り利用にも対応し、訪れた方々にいつでも健康と癒しの場を提供します。
能登半島地震による経済への影響
このプロジェクトにおける背景には、2024年1月1日に発生した能登半島地震があります。地震により和倉温泉は重大な打撃を受け、全宿泊施設が休業を余儀なくされました。現在もなお、営業を再開できた施設は半数に満たず、先代のホテル十番館もその一つでありました。地震以降、当ホテルは新たな方向性への転換が求められました。
旧ホテル十番館の思い出
旧ホテル十番館は、七尾湾を望む絶好のロケーションに位置し、地元の方々に愛されてきた宿でしたが、コロナ禍の影響とともに経営が厳しくなり休業に至りました。訪れた際、その場所に宿る「記憶」の重要性を感じ、新たにこの地が活気を取り戻すために役立ちたいという思いが強まりました。
企業の使命と地域活性化への決意
株式会社ゼン・ランドは、「商業用不動産の力で活気ある社会と新たな街文化を創る」との使命のもと、東京・渋谷から事業を展開しています。私たちは、その使命をもってこの能登で地域の復興に寄与したいと考えています。この新しいサウナホテルは、地域に経済的な活力をもたらし、和倉温泉の再生に寄与する拠点となることを目指しています。
資金調達と安全祈願祭
旧ホテル十番館は、破産管財人から取得され、事業資金は約6億円を予定しています。現地での安全祈願祭も2026年4月22日に実施される予定で、私たちの取り組みに期待が寄せられています。成功裏に進めることで、和倉の地を再生し、多くの人々に安らぎをもたらす場を提供したいと考えています。
アクセス情報
JR七尾線「和倉温泉」駅から車で約5分、能越自動車道「和倉IC」からも約5分とアクセス良好です。のと里山空港からも車で約50分の距離にあります。
この計画が実現すれば、和倉温泉は新たに訪れる人々にとっての魅力的な destino となるでしょう。地域全体にとっても新しい魅力を創出し、温泉地の復活へと繋がることを期待しています。