地域水源を守る取り組み
みちのくコカ・コーラボトリング株式会社と株式会社ユニバースの共同で実施された「奥羽山脈の水源を守ろう!」キャンペーンは、2024年10月から11月までの期間に行われます。このキャンペーンの目的は、地元の水資源を保護するための活動に寄付金を提供することです。これにより、地域の水源が保全され、次世代に残すことが目指されています。
キャンペーンの概要
具体的には、ユニバースの59店舗で展開され、期間中に対象製品を1本購入するごとに2円が豊沢川土地改良区へ寄付されます。この寄付金は「い・ろ・は・す」の水源やその他の環境保全活動に役立てられます。対象製品としては「い・ろ・は・す」、「綾鷹」、「爽健美茶」の合計13品目が含まれており、これにより地域への貢献が図られています。
ちなみに、2022年度のキャンペーンでは356,429本が販売され、712,858円の寄付が行われました。今年度の寄付金総額は、過去5年間に渡る取り組みを含めると3,336,546円に達します。
寄付金贈呈式の開催
2024年12月18日には、寄付金贈呈式が行われ、各社の代表者が出席しました。この式典には豊沢川土地改良区の理事長やユニバース、コカ・コーラの代表者も登壇し、寄付の重要性を強調しました。
出席者の声
株式会社ユニバースの取締役商品本部長、細越幸司氏は、「お客様の参加があってこそ成功する企画です。今年は特に目標を上回る結果を達成しました。地域の水源保護に寄与できることを嬉しく思います。」と語りました。
みちのくコカ・コーラボトリングの代表取締役社長、谷村広和氏は「水は我々の製品の製造に欠かせない資源であり、この取り組みを通じて水資源の重要性を再認識してもらえればと思います。地域密着型の企業として一緒に持続可能な社会を目指していきたいです。」と述べました。
また、豊沢川土地改良区の理事長、久保田泰輝氏は「水の供給は我々の最も重要な役割です。この寄付金は未来の世代に向けた水と緑の保全活動に役立てていきます。自然環境の保護活動は小さなことからスタートしなければなりません。」とコメントしました。
みちのくコカ・コーラボトリングの企業理念
みちのくコカ・コーラボトリングは、青森県、岩手県、秋田県を中心にコカ・コーラ製品の製造・販売を行っています。同社は、清涼飲料の提供だけでなく、地域社会に貢献することを大切にし、持続的な地域発展に寄与しています。地元企業としての責任を果たし、前向きな変化を生み出す取り組みを継続しています。今回のキャンペーンもその一環であり、地域の方々と共に水源の大切さを広めていくことを目指しています。
こうしたキャンペーンが地域に良い影響を与え、次世代に繋がる取り組みが続いていくよう期待されます。