親子で楽しむSDGs学習!手作りぬかどこキットが受賞
株式会社コーセーフーズが開発・販売する「親子で楽しく学べる手作りぬかどこキット」が、第6回日本子育て支援大賞を受賞しました。この賞は、子育てに役立つ商品やサービスを評価するもので、実際の育児に関わるママやパパの意見にも基づいています。
子供たちの食を育てる
このキットは、ぬか床を手作りすることで、昔ながらの食文化を体験し、食生活への興味を深めることができる特徴があります。特に、最近ではぬか床に触れる機会が少なくなっていますが、この商品を通じて、親子で楽しい思い出を作りつつ、食への理解を深められる点が評価されました。ぬか床の管理を通じて、物を大切にする心や、食の大切さを子供たちに教えることができます。
SDGsに基づく取り組み
さらに、この手作りぬかどこキットは、米の副産物である「米ぬか」を再利用する点でも注目されています。このような取り組みは食品ロスを減らすだけでなく、資源循環の観点からも非常に意義があります。冷蔵庫で余ってしまった野菜を利用することで、家庭の食卓に新しい価値をもたらし、さらには日本の食文化を次世代に伝える役割も果たします。
開発の背景
最近では多くの子育て世代が「子供の野菜嫌い」に頭を悩ませています。2019年の調査によると、約96%の保護者が子供に野菜を食べさせるのを諦めた経験があるとのこと。このキットの開発は、子供が美味しいぬか漬けを体験することで、野菜に対する親しみを持たせようとの思いからスタートしました。ぬか漬けを食べて「美味しい!」と感じる子供たちの姿は、開発に携わった人々にとって大きな希望の光であり、その事実を多くの子供に伝えたいと考えています。
商品の特長
手作りぬかどこキットは、単なる料理キットではなく、遊びながら学ぶことが要となっています。子供の創造力を引き出すためのアレンジ素材や、漬けた食材の記録ができる「チャレンジシート」、さらには家庭料理に応用するためのレシピ集が含まれています。これにより、親子でのコミュニケーションが生まれ、楽しく学ぶ機会を提供してくれます。
また、SDGsや発酵、食育について、親子で一緒に考えられるビジュアル重視のガイドブックも付属しており、家庭教育の一環としても活用されること間違いなしです。
利用者の声
使用した家庭からは「子供が楽しく調理している姿を見ることができた」との声が多数寄せられており、親と子が共に成長するための素晴らしい教材であることが証明されています。
今後の展開
現在、この手作りぬかどこキットは学校や地域での食育授業にも積極的に取り入れられており、さらなる普及を目指して努力しています。なかでもオンラインショップを通じての販路拡大や、新たな販路の確保が今後の計画の一環として位置付けられています。
まとめ
「親子で楽しく学べる手作りぬかどこキット」は、単なる料理を超えた、学びの場を提供する商品です。食育やSDGsを家庭で実践し、楽しいひとときを過ごしましょう。手作りぬかどこキットが、皆さんの家族の食卓にも笑顔と健康をもたらすことを願っています。