千葉県習志野市で秋津小学校の防災体験イベントを開催

千葉県習志野市における防災体験イベント

習志野市の秋津小学校で、9月5日（金）に行われる「秋津小防災の日」イベントの詳細が発表されました。このイベントでは、地域や関係機関と協力し、子どもたちの防災意識を高めることを目的としています。参加者には、秋津小学校の児童や職員、保護者が含まれており、実践的な体験を通じて災害に対する知識が深まります。

イベントの概要

日時および場所

- 日時: 9月5日（金）午前9時30分～午後3時30分
- 場所: 習志野市立秋津小学校

内容

イベントは大きく分けて三つの部構成として行われます。まず第1部では、防災体験が午前9時30分から11時55分まで行われます。校庭での起震車体験や煙体験、さらに初期消火体験を通じて、児童たちは実際の災害時における対応方法を学びます。また、ピロティーでは給水体験が行われ、校舎内ではロープワークや資機材の組み立て、さらには「遊びを通じた防災教育」も用意されています。

第2部では、防災給食が午後0時5分から0時45分まで提供され、アルファ化米を使用したカレーライスが振る舞われます。この食事中には、防災食についての動画が視聴でき、紙芝居の読み聞かせも行われる予定です。ここでは、家庭で簡単に作れる献立の紹介を通じて、食からも防災意識を育むことを目指しています。

第3部は、避難訓練および引き渡し訓練です。午後1時前後から開始され、震度6強の大地震が発生した際の状況をシミュレーションします。行方不明者やけが人の対応、校舎の一部破損に対する対策、保護者への引き渡し訓練避難所への避難など、実際の災害時に役立つ対応を学ぶ訓練が行われます。このような訓練を通じ、「みんなの命を守る」ことを目的に、学校災害対策本部が立ち上げられます。