営業業務の見える化を実現した新しいiCD営業拡張版の登場
一般社団法人iCD協会と株式会社マネージが共同で開発した『iCD営業拡張版』がリリースされました。この新しいツールは、営業業務のタスクを体系的に整理し、業務の可視化を実現することを目的としています。営業分野は営業担当者の能力に大きく依存し、成果にばらつきが出やすいため、業務プロセスの属人化が問題視されていました。この『iCD営業拡張版』の導入により、企業内での情報の透明性が確保され、効果的な営業活動が行えるようになります。
近年のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の流れのなかで、営業現場における情報の可視化が求められています。つまり、誰が何を行っているか、どのような情報がやり取りされているのかを見える化することで、経営方針を迅速に営業担当者に浸透させることが可能になります。これに応える形で『iCD営業拡張版』では、IT人材の職務定義や人材育成に活用されているiコンピテンシディクショナリ(iCD)の営業分野関連タスクを大幅に拡充。IT業界のSI事業やSES事業を基に、B2Bマーケティングからフィールド営業活動までの全体的な営業活動を構造化しています。
iCD営業拡張版の特徴
1.
経験に基づくタスク洗い出し: 大手ITメーカーの営業マネージャーやSES事業経営者、中小企業向けSI事業の経験がある専門家が実体験を基に営業タスクを洗い出しました。
2.
豊富な参照リスト: 小分類478項目、評価項目1555項目を網羅したリストが用意されています。これにより、営業活動の具体的な流れを把握しやすくなっています。
3.
分断なく体系化: リピート受注を主体とするB2B契約の場合、営業業務をマーケティングからフィールド営業まで一貫して体系化し、段階的な業務の分断を解消しました。
4.
現場での活用に配慮: 営業活動を管理するだけでなく、詳細にリスト化された泥臭いタスクまでも含め、営業現場で実際に役立つ内容となっています。
iCD営業拡張版の効果
1.
業務の可視化: 整備されたタスクディクショナリを参照することで、自社の営業タスクを効率的に見直せるようになり、誰が何を行い、どんな情報をやり取りしているのかがクリアになります。これにより業務の整合性と効率性が向上します。
2.
戦略の実行: 事業戦略を具体的なタスクに落とし込み、各営業担当者が職務として明示的に認識できるようにすることで、戦略的行動が促進され、全体的な営業の効果が期待できます。
この新たな取り組み「iCD営業拡張版」は、営業活動のさらなる向上を目指し、企業の営業部門におけるデジタル化の一助となることでしょう。さらに詳しい情報は、iCD協会のホームページでご確認いただけます。
企業情報
一般社団法人iCD協会
- - 所在地: 東京都千代田区神田多町2-2-22 千代田ビル6F
- - 理事長: 金 修
- - 設立: 2018年2月
- - 事業概要: iCDに関する調査・研究、普及啓発、情報収集・提供
- - URL: iCD協会
株式会社マネージ
- - 所在地: 東京都台東区台東1-22-4 幸保第3ビル6F
- - 代表取締役: 藤田聡
- - 設立: 1964年10月
- - 資本金: 4,850万円
- - 事業概要: コンピュータシステムの開発・運用、IT技術者派遣
- - URL: マネージ