医療的ケア児支援
2026-08-13 15:21:19

品川区が導入した医療的ケア児支援事業でこどもたちの育ちを支援

医療的ケア児等の育ちの支援事業が始動



認定NPO法人フローレンス(東京都千代田区、代表理事:赤坂緑)が、品川区より新たな支援事業を受託しました。この事業は「医療的ケア児等の育ちの支援事業」で、令和7年度より東京都の予算に基づき、品川区が都内自治体で初めて導入するものです。

医療的ケア児の育成を支える新たな枠組み



この支援事業の主な目的は、医療的ケアが必要な未就学児に家庭での共同保育を提供し、こどもたちの成長を促すことにあります。保護者が就労しているかどうかにかかわらず、地域の医療的ケア児に対して支援の手を差し伸べる取り組みであり、家庭の孤立を防ぐ重要な役割も果たします。

なぜこの事業が必要なのか



現在、医療的ケアを必要とするこどもたち(医療的ケア児)は全国で約2万人おり、その数は過去10年間で倍増しました。これらのこどもたちは、集団保育の場にアクセスできないことが多く、ノーマライゼーション(社会で平等に扱われること)の理念に対する課題が残っています。保護者はケアの必要から就労が困難になることも多く、家庭内での孤立感が深まります。

フローレンスの取り組み



フローレンスは、このような現状を打破するために、居宅訪問型の保育を専門に研修を受けたスタッフが家庭に訪問し、共同で保育を行う形態を採用しています。週2回のペースで、1回あたり3時間程度の訪問保育が実施され、利用者に対しては費用負担がありません。この形態は、保護者の就労の有無にかかわらず、すべての医療的ケア児に対して平等な保育を提供することを目的としています。

アンケート調査から見る親たちの声



フローレンスが実施したアンケート調査では、医療的ケア児の家庭からのコメントが寄せられています。多くの親が集団保育の場に不安を感じていることや、医療的ケアがあることで通常の保育施設が利用できないという切実な声が確認されました。これまで制度の狭間にあった家庭に新たな選択肢を提供することが、この事業の重要な意義です。

未来への希望



フローレンスは、この支援事業を通じて、医療的ケア児の育ちをサポートするだけでなく、家庭の意義ある社会参加を促していく考えです。各地域と連携を図りつつ、「新しいあたりまえ」を社会に創出し、すべての子供たちが健やかに育つ環境を整えるために尽力してまいります。

まとめ



品川区における医療的ケア児等の育ちを支援する取り組みは、まさに現代社会における新しい試みです。今後2026年8月からこの事業が開始され、全国的にも注目される先進的なモデルとなることが期待されています。フローレンスの活動を通じて、すべてのこどもが育ちやすい社会が実現することを願っています。


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会社情報

会社名
認定NPO法人フローレンス
住所
東京都千代田区神田神保町1-14-1KDX神保町ビル4F
電話番号
03-6811-0903

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