自主制作映画『つぼみは必ず花ひらく』の魅力
日大芸術学部の学生たちが集い、新たなる映画の創作に挑む短編映画『つぼみは必ず花ひらく』のクラウドファンディングプロジェクトがスタートしました。プロジェクトは2025年4月4日まで、クラウドファンディングサイトMOTION GALLERYにて行われています。映画のテーマは、生きることの難しさ、そしてその決断の重さです。
制作の背景
このプロジェクトが始まったのは、「在学中に映像作品を手掛けなければ後悔する」と感じた学生たちが結集したからです。彼らは同じ思いを抱く仲間たちと共に、2025年1月には撮影を開始しました。初めて撮影に挑む学生も多い中、日芸生たちは、自身の専門性を活かしつつ学年や学科の枠を超えて、一つの作品に向かって邁進しています。
今作のテーマとメッセージ
作品の中心には、「自殺」と「若者」というテーマがあります。自ら命を絶つ若者が依然として多い現代社会において、彼らの苦しみや辛さを直視しながらも、生きる道を探し続ける姿を描いていきます。「生き続けることがなぜ重要なのか?」という問いを通じて、観る人々に深く考えてもらいたいと考えています。
あらすじ
物語の主人公は大学生の陽彩(ひいろ)。彼女は周囲との関係を築くことができず、次第に孤立して死を考えるようになります。そんな彼女に、同級生のつぼみは「楽しいことをしてから、一緒に死のう」と提案します。陽彩はその提案に戸惑いつつも乗り、二人は特別な一日を迎えます。この最後の日をきっかけに陽彩の人生は大きく変わっていくのです。
キャストとスタッフの魅力
本作の監督と主要キャストは、日芸生から選ばれています。陽彩役には夏穂、つぼみ役には林麻也子、瞳役にはひなたがキャスティングされ、それぞれが個性を解き放ちながら演技に挑みます。映画制作初参加のメンバーが多いため、みんなで意見を出し合って作品づくりを進めているのが大きな特徴です。
クラウドファンディングのリターン
支援者にはさまざまなリターンが用意されています。3,000円のコースでは監督からのお礼メールやサイン入りポスター、また8,000円のコースでは限定Tシャツなどが用意されています。特に30,000円のコースでは、エンドロールに名前を記載できる特典が魅力的です。
まとめ
『つぼみは必ず花ひらく』という作品は、大学生たちの青春と成長、そして生きることの重みを実感させるものです。今後のクラウドファンディングや制作過程にも注目しながら、ぜひ応援してみてはいかがでしょうか。プロジェクトの詳細は公式サイトで確認できます。今までにない価値ある映画が完成することを、私たちも楽しみにしています!