Soliton OneGateが新機能追加で運用効率を向上
株式会社ソリトンシステムズ(代表取締役社長:鎌田理)は、2025年1月17日に同社のIDaaS「Soliton OneGate」のアップデートを実施し、大規模環境における運用性とユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させる新機能を追加しました。このアップデートは、特にリモートワークの普及とデジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により多様化する企業のニーズに応えるものです。
大規模環境の運用を支える新機能
OneGateは、これまで5年以上にわたって多くの企業で安全なID管理とアクセス制御を支えてきましたが、今回のアップデートでは特に利用者管理に関する機能が強化されました。新たに導入された「利用者管理タグ」機能では、各ユーザーの属性やセキュリティグループに基づいて柔軟にタグ付けし、ユーザー情報を効果的に分類・管理することが可能です。これにより、企業は組織単位での運用をより効率的に実施できます。
さらに、運用の委任機能も新たに追加され、部署単位や関連会社ごとに管理権限を分散化。この機能により、日々の運用負担を現場の管理者に委託でき、運用の効率化が図れます。
Microsoft 365との連携強化
また、Microsoft 365の複数ドメイン運用にも対応。異なるドメイン間のフェデレーション設定も容易に行えるため、特に大規模な企業向けの利便性が向上しました。そのほか、利用者向けの言語設定機能や、通知メール、利用者ポータルの多言語対応も実装しており、国際的な企業のニーズにも応えます。
セキュリティを重視した機能強化
新機能の中には、法規制やコンプライアンス要件を満たすためのシスログの暗号化(Syslog over TLS)も含まれており、セキュリティ面でも信頼性が高まっています。これにより、企業はより安全な情報管理を実現でき、安心して業務を展開できます。
今後もOneGateは変化するビジネス環境に柔軟に対応し、顧客の多様なニーズに寄り添う形で、安全で快適な認証プラットフォームを提供していくことでしょう。
株式会社ソリトンシステムズについて
設立から44年を経たソリトンシステムズは、常に新しい技術のトレンドを先取りし、多くの「日本初」を実現してきました。近年では、ITセキュリティやサイバー対策を中心に、4G・5G技術を活用した高精細映像伝送システムや遠隔操作技術にも取り組んでおり、国産メーカーならではの独創的な製品を展開しています。
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