廃棄プラスチック活用
2024-12-26 16:08:24

脱炭素社会を実現へ!廃棄プラスチック活用の新たな施策

脱炭素社会を実現へ!廃棄プラスチック活用の新たな施策



日本では毎年800万トン以上のプラスチックが廃棄されています。環境問題への関心が高まる中、この大量の廃棄物をどのように再利用していくかが重要な課題となっています。国は脱炭素社会の実現に向けて、消費者の行動を変えるための施策を進めており、環境省は来年度に3200億円を超える予算を「デコ活」に割り当てています。

デコ活とは



「デコ活」とは、脱炭素社会の実現に向けた国民運動を指します。この運動は、CO₂を減少させるための「脱炭素」と環境に良いエコを意味する「エコ」を組み合わせた新しい言葉であり、多くの国民に支持されています。

REMAREの取り組み



その中で、株式会社REMAREが新たに開発した「スマート回収ボックス」が注目を集めています。このボックスは企業が排出した廃棄プラスチックを効率的に収集し、再利用するためのシステムです。REMAREは「燃やさず、埋め立てず、プラスチックを社会に貯蔵する」というミッションを掲げ、独自のマテリアルリサイクル技術を用いて、複合プラスチックから石材のような風合いの板材を作り出します。

スマート回収ボックスの設計



「スマート回収ボックス」は、特にドラッグストアやスーパーなどの公共施設に設置されることを想定しています。その運用モデルは、企業からの依頼によって制作されます。REMAREはスコープ3の課題を持つ企業からの要望を受け、ボックスのデザインを自由に行えることが大きな特徴です。また、ボックスは100%再生プラスチック由来であり、企業の廃棄物を直接利用することが可能です。

プラスチック廃棄物の収集と利用



消費者がボックスに廃棄する包装容器などは、REMAREが定期的に回収し、新たな製品にアップサイクルします。これにより、リサイクル活動が実現し、消費者も気軽に参加できる環境を整えることができます。さらに、デジタルサイネージを搭載し、ボックスに広告を表示することで環境意識を高めることも狙いとしています。

特徴的なシステム



1. デザインの自由度: REMAREの技術により、金型を使わないため、企業ごとの独自デザインが可能です。これにより、廃棄物の回収ボックスに個性的な表現ができるのです。

2. 多様なプラスチック素材への対応: REMAREの技術は、食品包装に多く使われるアルミ蒸着包材やラベル付きのボトルなど、複合プラスチックもリサイクルできるため、幅広い素材に対応可能です。

3. 再利用の視点: 回収したプラスチックは、100%再生プラスチックとして新しいプロダクトとして生まれ変わります。

4. 稼働するデジタルサイネージ: 環境意識を高めるメッセージを発信し、掲載希望企業のPR効果を促進します。

5. 異物混入防止: 金属探知機を内蔵し、不適切な素材の混入を防ぐ工夫がなされています。

未来に向けて



このプロジェクトは、消費者と企業が一体となってリサイクル文化を再構築し、脱炭素社会の実現に寄与することが期待されています。REMAREは今後、実際の廃棄物回収率やPR効果に関する検証も進めるとのことです。また、企業様への導入に関する問い合わせも積極的に受け付けています。

お問い合わせ情報



REMAREへのお問い合わせは、以下の情報をご利用ください。
  • - 代表者: 間瀬 雅介
  • - 住所: 三重県鳥羽市鳥羽5-2-14
  • - 電話番号: 080-4606-1181
  • - ウェブサイト: REMARE公式サイト
  • - メール: info@remarematerial.com
  • - お問い合わせフォーム: こちら

この新たな取り組みが、持続可能な社会の実現に向けて一歩踏み出す原動力となることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社REMARE
住所
鳥羽市鳥羽5-2-14
電話番号

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