サイバー保険自動付帯
2020-12-07 14:17:31
中小企業向けWEBサイトにサイバー保険自動付帯サービスが登場
中小企業向けWEBサイトにサイバー保険自動付帯サービスが登場
新型コロナウイルスの影響に伴い、企業のデジタル化が進む中、中小企業にもWEBサイトの運用が求められるようになりました。しかし、WEBサイト運営にはさまざまなリスクが伴います。サイバー攻撃やウイルス感染によるシステムの侵害、さらには問い合わせからの個人情報流出という問題が増加しています。「自社は安心」と考えている企業こそ、被害を受ける可能性が高いのです。
そこで、革新的ツール『OWLet』を使って製作されたWEBサイトに、サイバー保険が自動的に付帯される新サービスが発表されました。このサービスは、万全なセキュリティ対策が施され、ITとリスクの専門家がタッグを組んで、DX時代に必要な安心を提供します。
OWLetとは?
OWLetは、中小企業向けに特化したWEBサイト製作ツールです。米国IBMの「SOFTLAYER CATALYST PROGRAM」に認可されたことから、その高いセキュリティ性が期待されています。しかし、どんなに優れたツールを使用しても、リスクを完全に排除することはできません。そこで、OWLetを新規契約した中小企業には、三井住友海上火災保険株式会社のサイバー保険が自動で付帯されるサービスが導入されました。
サイバー保険の仕組み
このサービスを通じて、自社のWEBサイトが脅威にさらされた場合、事故が発生すると原因調査や損害賠償をサイバー保険で補償される仕組みです。具体的には、OWLetを利用している企業がサイバー攻撃を受けた場合、賠償補償が最大800万円、その他の損害に関する補償が最大400万円行われます。補償期間もOWLetの利用開始から1年間で、以降も継続的に使用する限り自動的に更新されます。
ウェブサイト運営の新常識
この新サービスは、WITHコロナ時代におけるWEB企業運営の新たな常識です。サイバー攻撃の手口は多様化しており、万が一の事態が発生すれば、企業の信用にも深刻な影響を与えかねません。そのため、事前に保険に加入することで、万全の対策が講じられるというわけです。
特に、セキュリティに自信がない企業や、社員へのセキュリティ教育に不安を感じている企業にとって、安心してWEBサイトを運営するための強力なサポートとなります。
事故の例から学ぶ
過去には、ある中小企業がSQLインジェクションによるサイバー攻撃を受け、個人情報が流出する事件が発生しました。このケースでは、被害者に対して集団訴訟が提起されるなど、深刻な事態に発展しました。このような事態を未然に防ぐためにも、自動付帯されるサイバー保険は非常に価値があります。
今後の展望
ガーディアンは、WEBサイト制作に関わるすべてのプロセスをアウトソース化し、運用戦略を自動化するサービスへの進化を目指しています。企業のITシフトを支援し、より安心してビジネスを行える環境を整えるため、引き続き開発を進めていく方針です。
最後に、新サービスが提供されることで、より多くの中小企業が安心してデジタル化に取り組めるようになることを期待しています。保険があることで、日々の業務に専念できる環境が整い、結果として企業の成長にもつながることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ガーディアン
- 住所
- 東京都中央区京橋3-9-5永井ビル8F
- 電話番号
-
03-6228-7875