脱炭素社会を目指す第一歩！千葉でEVトラック納車式が開催

生活協同組合パルシステム千葉は、9月26日(金)に松戸市松飛台の松戸センターで初めてのEVトラック納車式を実施しました。これは、2050年のカーボンニュートラルを目指す同組合の取り組みの一環で、今回導入されたトラックはグループにとって9台目のEV車両です。

EVトラックの詳細

導入されたトラックは、いすゞ自動車が製造した「ISUZU ELFmio（エルフミオ）」です。この車両は普通免許で運転できる特性を持ち、ドライバーの表情を認識し異常を検知する「EDSS（ドライバー異常時対応システム）」が搭載されています。

納車式では、いすゞ自動車の担当者がこのトラックの機能を詳しく紹介。その結果、振動の少ない快適な乗り心地や静音性能が評価され、生協の宅配に最適であることが強調されました。このトラックの導入には、他のパルシステムグループのEVの実績も考慮されています。

環境に優しい取り組み

パルシステム千葉では、導入したEVトラックの充電を再生可能エネルギーで行います。配送拠点の約70%では、太陽光などの自家発電を利用し、株式会社パルシステム電力が提供する「パルシステムでんき」を活用しているのです。この取り組みは、持続可能なエネルギーの使用を促進することを目的としています。

現在、パルシステム東京や神奈川でも複数の電動トラックが運用されていますが、パルシステム千葉はこれを参考にし、さらにこの取り組みを広げていく予定です。2020年における2030年までのCO₂排出量削減目標である46%削減も設定されています。

納車式の概要

納車式は14時から14時50分に行われ、いすゞ自動車とパルシステムの役員が出席。この日はトラックの鍵の贈呈が行われ、その後に車両の紹介、見学、記念撮影が行われました。

これからも千葉の地域において、パルシステムとして環境に優しい取り組みを進め、脱炭素社会へと一歩ずつ前進していくことが期待されます。

- 納車式概要

【日時】2025年9月26日（金）14時〜14時50分
【会場】パルシステム千葉松戸センター（松戸市松飛台273−1）
【アクセス】くぬぎ山駅から徒歩16分
【出席者】いすゞ自動車の関係者ほか

このように、生活協同組合パルシステム千葉は、次世代の持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩を踏み出しました。今後の展開が楽しみです。