群馬の蓄電システム
2024-12-17 14:24:32

しろくま電力が群馬県に大規模蓄電システムを運転開始

しろくま電力とJYSグループ、群馬県で蓄電システムを運転開始



2024年12月、しろくま電力株式会社は、群馬県の太田市と桐生市において系統用大規模蓄電池の運転を開始することを発表しました。このプロジェクトは、東京都が支援する「系統用大規模蓄電池導入促進事業」の第一号案件となります。

事業の背景


しろくま電力は、東京都が実施する「令和5年度系統用大規模蓄電池導入促進事業」の採択を受け、合計7つの案件を開発中です。これにより、地域の電力需給の安定化を図ろうとしています。特に、再生可能エネルギーの活用が期待される中、蓄電池の役割はますます重要になっています。

運転開始する蓄電システム


今回運転を開始するのは、以下の2つのシステムです。
  • - 太田市小角田町蓄電システム
所在地:群馬県太田市小角田
出力:2MW
事業者:株式会社城洋

  • - 桐生市境野町蓄電システム
所在地:群馬県桐生市境野
出力:2MW
事業者:株式会社城洋商事

これらのプロジェクトは、JYSグループの城洋と城洋商事が企業として関与し、しろくま電力が土地取得から設計、施工、運用までの全プロセスを手掛けます。

JYSグループの戦略


JYSグループは、2012年からの太陽光発電事業を通じて、環境に配慮した事業戦略を展開してきました。2023年度より、系統用蓄電池事業に参入し、さらなる環境貢献を目指しています。出力抑制量の増加により、19億kWhの再エネが不要となっていますが、これを蓄電池によって効率良く再利用しようと考えています。

今後、JYSグループは、しろくま電力との提携を通じて計3案件の開発を進め、地域のゼロカーボンシティを目指していく予定です。

しろくま電力の役割


しろくま電力は、天然の蓄電池とも称される揚水発電の実績を活かし、各種市場での運用ノウハウを持つ企業です。また、土地開発AIシステム「Green Map」により、迅速な案件化を実現しています。このような技術力や運用経験を活かし、再生可能エネルギーの有効活用を進めます。

メディア向け見学の受付


現在、運転開始に合わせて、群馬県の蓄電システムの見学希望を受け付けています。メディア関係者向けに、現場搬入や開発の様子を収めた動画資料も提供可能です。見学希望の方は、広報担当者にご一報ください。

2024年度中に運転を開始する他の蓄電池案件も計画されており、しろくま電力は今後も再生可能エネルギーに貢献していく姿勢を持っています。

JYSグループの未来


JYSグループは、2040年に再生可能エネルギー100%の実現を目指しており、各企業が協力し合いながら地域の持続可能な発展に寄与することを目指しています。これらの取組が地域の環境負荷を軽減し、将来的にクリーンなエネルギー社会を築く一助となるでしょう。


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会社情報

会社名
しろくま電力株式会社
住所
東京都港区芝大門2-4-6豊国ビル
電話番号
03-6868-5268

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