離島からの知恵が未来を創る!
2025年9月8日に、大広ウェルビーイングデザインセンターと認定NPO法人離島経済新聞社の共催による、イベント「共創の未来をシマからデザインする~離島に学ぶ社会イノベーションの現場~」が開催されます。このイベントは、現代社会が抱える多様な課題を解決するためのアイデアを模索する場となります。
開催の背景
現代の日本は、人口減少、高齢化、地域コミュニティの希薄化といった深刻な問題に直面しています。こうした社会的な課題に対して、従来の方法論では不十分であることは明白です。それゆえ、新しい発想に基づいたイノベーションが求められています。大広ウェルビーイングデザインセンターは、ひと、まち、企業の共創を通じて、ウェルビーイングを中心とした社会の実現を目指し、地方創生プロジェクトを多数展開してきました。今回のイベントは、その知見を社会に広め、他の地域や企業とのコラボレーションを促進することを目的としています。
イベントの目的
本イベントでは、社会課題解決の先進地である離島からインスピレーションを受け、新たな社会イノベーションの手法を学びます。離島は、資源の制約や人口減少といった多くの社会課題を抱えていますが、住民は共生や助け合いを通じてこれらの課題を克服してきました。そうした地域特有の知恵や価値観を「シマ思考」として、未来に向けた重要な視点として位置付けています。
イベントを通じて期待されること
1.
地方や離島からの視点をもとに未来のイノベーションを創出すること
2.
社会課題を解決する事業を企業のブランド価値に結びつけること
社会課題の解決を、単なるCSR活動にとどめるのではなく、企業の成長戦略やブランド構築の一環として捉える機会となることを目指しています。
開催概要
- - タイトル: 共創の未来をシマからデザインする~離島に学ぶ社会イノベーションの現場~
- - 日時: 2025年9月8日(月)15時〜17時
- - 会場: QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)2F、大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82
- - 主催: 認定NPO法人 離島経済新聞社、株式会社 大広 ウェルビーイングデザインセンター
- - 登壇者:
- 鯨本 あつこ(離島経済新聞社 代表理事)
- 荘野 一星(大広 ウェルビーイングデザインセンター センター長)
登壇者紹介
鯨本 あつこ
認定NPO法人離島経済新聞社 代表理事・統括編集長
1982年生まれ、大分県日田市出身。地方誌編集者や経済誌の広告ディレクターを経て、2010年に離島経済新聞社を設立。現在は、国内400以上の有人離島に焦点を当て、地域振興を目的とした事業を推進しています。
荘野 一星
株式会社大広 ウェルビーイングデザインセンター センター長
1977年大阪生まれ。広告業に従事する中で「ウェルビーイング」というテーマに出会い、より人間の幸福に寄り添った事業活動を始めました。ウェルビーイングに関する様々な取り組みに資するために、日々活動中です。
大広ウェルビーイングデザインセンターとは
大広は、2022年度から「おたがいにウェルビーイングを育む良い関係性づくり」を目指して、社内プロジェクトを始動しました。企業で働く人々のウェルビーイング向上を図るための事業や、地域の多様なステークホルダーと共に創造する地域活性化事業に取り組んでいます。また、講演等を通じてウェルビーイングの啓発活動も行っています。
離島経済新聞社について
日本は1万4125の島からなる島国であり、その中には417の有人離島があります。離島経済新聞社は、これらの離島の持つ固有の文化や経済に焦点を当て、地域情報の発信と振興を行っているNPOです。彼らの活動は、離島の未来を築くための基盤となっています。