タカノ株式会社が長野県グリーンボンドに投資
タカノ株式会社は、長野県が発行した「グリーンボンド(長野県令和7年度第3回公募公債)」への投資を発表しました。この取り組みは、地元長野県を拠点として、環境保護や持続可能な社会の実現に向けた県の努力をサポートすることを目的としています。
タカノの投資目的と背景
タカノは、環境・社会・経済の課題解決を目指し、持続可能な社会づくりに積極的に取り組んでいます。長野県は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにすることを目指し、資金調達の一環としてグリーンボンドを発行しています。当社はこの目標に賛同し、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資として本債券への投資を行うことで、地域社会の環境施策へ寄与することを計画しています。
この取り組みは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標11(持続可能な都市)、目標13(気候変動への具体的な対策)、目標17(パートナーシップによる目標達成)の趣旨とも合致しており、持続可能な未来への一歩と位置付けられています。
長野県グリーンボンドの概要
発行されたグリーンボンドは、10年の年限で、発行額は100億円、利率は年1.772%となっています。発行日は令和7年10月24日であり、国際資本市場協会(ICMA)および環境省のガイドラインに準拠した内容とされ、最上位の「Green1」の評価も取得しています。これにより、タカノは地域の持続可能なプロジェクトへの支援を強化することができます。
タカノの企業理念と取組み
「製造業から『創造業』へ」をスローガンに掲げるタカノは、ばねの製造から始まり、オフィス家具やエクステリア製品、さらにはエレクトロニクス関連商品の開発まで幅広く展開しています。特に医療・福祉関連製品への参入により、他分野でも革新を続けています。
タカノ株式会社は、社会のルールを遵守し、持続的な成長と発展を通じて豊かな社会の実現に貢献するという経営理念を基本に経営を行っており、今後も新しい可能性を追求し続けることを約束しています。
会社情報
- - 会社名: タカノ株式会社
- - 所在地: 長野県上伊那郡宮田村137
- - 創業: 1941年7月1日
- - 設立: 1953年7月18日
- - 代表者: 代表取締役社長 鷹野 雅央
- - 上場市場: 東京証券取引所スタンダード市場(証券コード:7885)
- - URL: タカノ株式会社
タカノは地域に根ざし、持続可能な未来に向けた支援をしていく姿勢を持ち続けることで、より良い社会の実現をサポートしていくことを目指しています。