大阪市が下水道資源活用に向けた民間事業者ヒアリングを実施!中浜下水処理場と津守下水処理場の再構築へ

大阪市が下水道資源活用に向けた民間事業者ヒアリングを実施!



大阪市は、中浜下水処理場と津守下水処理場の再構築に向け、下水道資源の活用や上部利用等に関する民間事業者からのヒアリングを実施することを発表しました。

中浜下水処理場は、老朽化に伴う改築更新事業を検討しており、大阪城東部地区まちづくりエリアにおけるエネルギー循環拠点として、地域バイオマスの受け入れなども視野に入れています。一方、津守下水処理場は、消化ガス発電の次期事業として、地域バイオマスの受け入れを含め、新たな取り組みを検討しています。

今回のヒアリングは、両処理場におけるCN(カーボンニュートラル)の取組や、改築更新事業等を検討する材料とするために行われます。特に中浜西下水処理場は、大阪城東部地区に位置し、再構築を図りながら、下水処理場の上部利用等を行うことで、立体的な土地の高度利用を図る地区となっています。

ヒアリングでは、下水道資源の活用方法、用地の立体的な活用方法、CNに資する新技術、事業を進めるための金融手法などが議論される予定です。

ヒアリングの内容



ヒアリングでは、以下の内容について意見交換が行われる予定です。

下水道資源の活用: 消化ガス、再生電力、下水熱、処理水などの活用方法、用途、条件について
地域バイオマスの供給: 生ごみ、食品系廃棄物、ディスポーザー汚泥等の供給に関する関心と条件
用地の立体的な活用: 施設の上部や空中権の活用範囲、用途、条件について
想定される事業手法: 処理場改築更新事業に係る事業手法など
CNに資する新技術: 導入可能な水処理技術、環境に配慮した施工方法など
事業を進めるための金融手法: サステナブルファイナンス、GX投資など

ヒアリングのスケジュール



質問受付: 令和6年7月1日(月曜日)~7月8日(月曜日)
質問に対する回答公表: 令和6年7月12日(金曜日)
ヒアリング参加申込書の受付: 令和6年7月1日(月曜日)~7月22日(月曜日)
ヒアリングの実施: 令和6年7月16日(火曜日)~8月2日(金曜日)

ヒアリングへの参加方法



ヒアリングへの参加を希望される事業者は、大阪市のホームページから申込書をダウンロードし、電子メールで提出してください。

大阪市は、今回のヒアリングで得られた意見を参考に、中浜下水処理場と津守下水処理場の再構築を進め、持続可能な都市づくりを目指します。

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