株式会社Spirがセキュリティツール「Securify」を導入した背景と効果

株式会社Spirが導入したセキュリティツール「Securify」

セキュリティ対策が急務となる現代、企業は効率的かつ安全に業務を進める必要があります。この中で、株式会社Spirは日程調整ツール「Spir」を提供しており、そこでセキュリティツール「Securify」の導入が発表されました。今回はその背景や導入の効果を見ていきたいと思います。

株式会社Spirの概要

株式会社Spirは、「相手も、自分も、思い通りの調整を。」をコンセプトに、複数のカレンダーと連携し、Google MeetやZoomなどのオンライン会議の日程調整を効率的に行うツールを開発・提供しています。企業や個人のビジネスシーンでの円滑な日程調整をサポートしています。

公式ウェブサイト: 株式会社Spir

「Securify」とは

スリーシェイクが開発した「Securify」は、IT資産の棚卸しと脆弱性診断によるリスク評価を行うツールです。これにより、持続可能なセキュリティ対策が可能となります。

公式ウェブサイト: Securify

導入のきっかけ

Spirの技術担当執行役員、木下渉さんは、エンタープライズ企業への導入拡大を目指していたものの、セキュリティ基準を満たすために必要なヒアリングが増え、対応に高い負荷がかかっていたと述べています。また、高頻度でのリリースサイクルの中では、手動の脆弱性診断が追いつかない状況でした。

導入後の効果

「Securify」の導入により、Spirはエンタープライズ企業からの信頼を獲得し、セキュリティチェックを通過することで大手企業への導入が進むようになりました。また、診断結果を活用することで、高頻度のリリースにおいてもセキュリティレベルを維持することが可能になったのです。これにより、開発スピードとセキュリティが両立できる基盤が整ったといえます。