香川発「まちあるきミッケ」がW採択!
株式会社トレーニングレース・ジャパン(以下、TRJ)が運営する「まちあるきミッケ」は、地域を遊び場に変える体験型スポーツイベントとして注目を集めています。最近、TRJが展開する「まちあるきミッケ」に関連する2つの地域活性化プロジェクトが、内閣府および観光庁の支援事業に選ばれるという快挙を達成しました。特に観光庁からは、昨年に続いて2年連続の採択となっており、地域振興に向けたその取り組みが高く評価されています。
まちあるきミッケとは?
「まちあるきミッケ」は、地図を片手に街を散策しながらチェックポイントを巡るロゲイニング形式のイベントです。このイベントは、香川県内の高松市、坂出市、丸亀市、塩飽本島など、さまざまな場所で開催され、地域住民や観光客へ新たな交流機会と発見を提供しています。老若男女問わず楽しめるアクティビティであり、参加者はチームを組んで得点を競い合います。実際に地域資源を活用し、遊びながら地域の魅力を発見することができるのです。
採択された2つの事業
TRJがこの度採択された事業の一つは、坂出市で開催予定の「親子で考える!電源供給車を活用した避難所生活の質向上ワークショップ&防災訓練」です。この事業は、災害時の電源確保をテーマに、電源供給車を使った実践的な防災訓練を行い、その電力を活用して避難所での生活の質をどう向上させるかを親子で考えることが目指されています。行政と民間が協力しながら、地域の防災力向上を図るこの取り組みは、子供たちにとっても防災意識を高める絶好の機会となるでしょう。
もう一方は、観音寺市で1月に開催予定の「まちあるきミッケ観音寺大会」です。この大会では、観音寺市内に点在する約100か所のチェックポイントを巡りながら、地域の歴史や文化、特に食の魅力を再発見することができます。江戸時代から漁業の町として栄えた観音寺は、地元特産のいりこや新鮮な海産物の加工文化が根づいており、観光客にとっても興味深い体験が得られるでしょう。
地域と共鳴する官民連携
「まちあるきミッケ」は単なる観光振興活動にとどまらず、地域の防災意識を高め、住民や観光客が共に参加することで地域全体を活性化する旨が評価されています。TRJは、今後もこの活動を通じて持続的な地域共創を目指し、全国の他の地域にもこのモデルを広めていく意向を示しています。
地域の課題を解決するために観光と防災という異なる分野を結びつけたこの取り組みは、如何に地域社会が新たな価値を生み出すことができるかの良い実例です。TRJが引き続き地域活性化に繋がるイベントを展開し、地域住民や観光客双方にとって魅力的な場所を作り出していくことが期待されます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社トレーニングレース・ジャパン
- - 代表者: 代表取締役 浅野 徳一
- - 所在地: 香川県高松市屋島西町2324-4
- - 設立: 2022年8月
- - 事業内容: 歩くと走るに特化したスポーツイベントの企画運営
- - 公式サイト: まちあるきミッケ
二つの支援を受けたこの流れが、地域のみならず日本全体に良い影響をもたらすことを期待したいと思います。