大阪での多発性硬化症の未来を考えるイベント
2025年12月13日(土)、大阪府東大阪市の文化創造館で、多発性硬化症(MS)及び視神経脊髄炎(NMO)の患者団体「大阪MS/NMOコムラード」と、医療介護福祉事業を手がける「opsol株式会社」が共同でイベントを開催します。本イベントでは、病と共に生きる道筋を探ります。
イベントの目的
今回のイベント『“知り添う”ことから始まる未来〜病を知り、病に添う〜』は、約1,000人の多発性硬化症患者と、治療に取り組む医師や専門家を招き、多様な視点から疾患を理解し、共に生きる方法を模索するものです。このイベントは、医療、介護、福祉の分野における新たなアプローチを見つけるための重要な機会となります。
2部構成のプログラム
イベントは、医師であり関西多発性硬化症センターの所長である斎田孝彦氏の講演と、ダイナミックなシンポジウムの2部構成で行われます。講演では、最新の医療情報や治療法についての知見が共有され、シンポジウムでは患者団体や医師、心理士が参加し、体験や意見を分かち合います。
プログラム詳細
- - 日時:2025年12月13日(土)13:00-16:00(開場12:30)
- - 場所:東大阪市文化創造館 創造支援室C1+C2
- - 定員:120名
- - 参加費:無料
主催者の思い
大阪MS/NMOコムラードは、難病患者とその家族へのサポートを長年にわたり実施してきました。一方、opsol株式会社は「パリアティブケアホーム」を展開し、地域社会への貢献に努めてきました。これらの団体が手を組むことで、多発性硬化症に関する理解を深め、疾患を抱える方々がその病を理解し、より前向きに未来を描けるよう手助けをすることが目的です。
講師・シンポジストのプロフィール
イベントには、以下の専門家が登壇します:
- - 斎田 孝彦:入野医院「関西多発性硬化症センター」所長
- - 鈴木 繁:大阪MS/NMOコムラード代表
- - 田村 雅幸:精神保健福祉総合研究所所長
- - 木下 通理:京都大学iPS細胞研究所博士課程大学院生
- - 高瀬 直之:opsol株式会社医療介護事業部運営課長
参加方法
参加は無料ですが、定員があるため、早めの申し込みをお勧めします。また、取材などのリクエストも歓迎しています。
詳細は
こちらのウェブサイトから確認できます。
このイベントを通じて、多くの人々が多発性硬化症について理解を深め、患者たちが抱える現実に寄り添いながら、新たな未来を共に考える機会となることを願っています。