GuzmanGrayに新たな風、上田守誠氏が監査パートナーに就任

GuzmanGrayが上田守誠氏を迎えることでの展望

米国の監査法人GuzmanGrayが2025年7月14日、上田守誠氏を監査パートナーとして迎えることを発表しました。この人事は、米国での日本企業の監査サービスを強化し、特にNASDAQやNYSE上場を目指す企業への支援を充実させる重要なステップとなります。

上田守誠氏の経歴

上田氏は25年以上にわたる会計・監査の経験を有し、その大半を世界的に著名なErnst & Young（EY）で過ごしてきました。その中で日本企業へのサービスに力を注ぎ、最近ではパートナーとして多くのクロスボーダー案件をリーダーシップを発揮して進めてきました。日本語と英語に堪能な上田氏は、PCAOB監査やSEC対応、U.S. GAAPおよびIFRSに関する深い知識を持ち、あらゆる複雑な課題に対して的確に対応できる専門家です。

上田氏は今回の就任について、「GuzmanGrayの一員として、日本企業が米国の規制要件や資本市場を自信をもって乗り越えられるよう支援していきたい」とコメントしました。この意気込みが、同社のサービス向上に大きく寄与することでしょう。

GuzmanGrayのスタンス

GuzmanGrayは、「監査品質とクライアントサービスで評価される企業」として認識されており、上田氏の加入はその基盤をさらに強化します。マネージングパートナーの松浦塁氏は、上田氏の専門性と豊富な経験が既存の日本の監査チームとシナジーを生み出し、日本企業が米国市場で活躍するためのサポートを強化すると述べています。

さらに、グローバルマネージングパートナーのサム・ソルティ氏も、「上田氏の参画は日本企業支援の強化を意味し、彼の文化的理解と専門性は理想的なリーダーシップを提供する」と評価を寄せました。

日本企業への影響

ジャパンサービスグループ（JSG）は、日本企業が米国で事業展開や上場を果たすための支援を行っており、特にPCAOBおよび米国監査基準に準拠した監査サービスに強みを持っています。バイリンガルの専門家チームにより、多様な文化や規制を乗り越える支援が提供され、クライアントの成功を強力に後押ししています。

上田氏の就任に伴い、GuzmanGrayはさらに日本企業への支援体制を強化し、高品質なサービスを提供することで今後のビジネスを拡大していくことでしょう。