世界銀行と共催!市民の声を届けるイベント開催-ワールド・ビジョン・ジャパン

世界銀行との共催イベントで、市民からの熱いメッセージが世界へ



2012年10月12日、NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパンは、世界銀行との共催で、重要なイベントを開催しました。このイベントは、世界銀行の年次総会に合わせたサイドイベントとして企画され、パネルディスカッションと、市民からのメッセージを届けるセレモニーの2部構成で行われました。

パート1:パネルディスカッション「市民社会とのパートナーシップ」



近年、世界銀行は市民社会との連携強化を打ち出しており、今回のパネルディスカッションはその具体的な取り組みを探る場となりました。世界銀行が発表した「社会的説明責任のためのグローバル・パートナーシップ」は、貧困削減や環境問題といったグローバル課題解決に市民社会の参画が不可欠であることを改めて示すものです。

ディスカッションには、コロンビア大学教授や海外開発研究所研究員、外務省関係者、そしてワールド・ビジョン関係者など、多様な専門家たちが登壇。保健分野における政策や開発援助への市民社会参画の可能性について、活発な意見交換が行われました。参加者たちは、市民社会の積極的な関与が、より効果的で持続可能な開発目標達成に繋がることを強調しました。

パート2:38,570人の想いを込めた「命の木」プロジェクト



イベントのもう一つの大きな柱が、「命の木プロジェクト」の成果発表とメッセージの伝達です。これは、5歳未満で亡くなる子どもたちへの支援を目的としたプロジェクトで、期間中、実に38,570人もの人々が、絵や言葉、写真を通して子どもたちへの想いを「命の木」に託しました。

この「命の木」は、イベントにおいて、世界銀行人間開発総局副総裁であるタマール・アティンク氏と、日本政府代表者に正式に届けられました。参加者たちは、このプロジェクトが、世界の子どもたちの命を守るための国際社会の関心を高める一助となることを期待しています。

ワールド・ビジョン・ジャパンの活動



ワールド・ビジョン・ジャパンは、世界約100カ国で活動する国際NGOです。貧困や飢餓、紛争など、さまざまな問題を抱える地域の子どもたちを支援しています。教育支援や医療支援、食糧支援など、多岐にわたる活動を通して、子どもたちの未来を明るく照らす活動に取り組んでいます。

今回のイベントは、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動理念を体現するものでした。市民一人ひとりの声が、世界規模の問題解決に繋がることを示す、重要な一歩となったと言えるでしょう。

今後の展望



このイベントを契機に、世界銀行と市民社会の連携はさらに深まることが期待されます。ワールド・ビジョン・ジャパンは、今後も、市民社会の意見を反映した、より効果的な国際協力の推進に貢献していくでしょう。

また、開発途上国の子どもたちの命を守るためには、継続的な支援と国際社会全体の協調が不可欠です。日本の市民一人ひとりが、世界の子どもたちの現状に関心を持ち、支援を続けることが重要です。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
住所
東京都中野区本町1-32-2ハーモニータワー3F
電話番号
03-5334-5350

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