WEF技術開発が生み出した新しい有機物分解装置
滋賀県大津市に本社を持つWEF技術開発株式会社が、画期的な技術を開発しました。それは、ニオイや水を使わずに有機物を完全に分解する新たな設備「低温生物酸化減容装置・Hi-Mimosa」です。この装置は、食品残渣や汚泥、肉、油脂などの有機物を低エネルギーで、しかも短時間で処理することができる画期的な技術です。
背景
近年、食品工場や病院、介護施設、小型食品スーパーなどの現場では生ゴミの腐敗臭や高含水廃棄物の処理が大きな課題とされています。従来の生ごみ処理装置は、水を流す必要があり、排水トラブルや臭気の発生が問題となっていました。このような課題を解決するために、WEF技術開発株式会社は、独自の酵素発酵技術に反応性空気を使用した新しいシステムを開発しました。
Hi-Mimosaの特長
1.
低温脱臭乾燥(40~60℃):
微生物発酵熱を利用し、ヒーターを使用せずに低温乾燥を実現。高温処理によって発生する急激な臭気を防ぎます。
2.
ニオイと排水の問題を解決:
従来の装置では、ニオイを活性炭で吸着し、水を蒸発させていましたが、Hi-Mimosaはこれらの装置を不要とします。水で流す必要もなく、臭気も発生しません。
3.
触媒を用いた臭気吸着と空気活性化:
特殊な触媒(RHS)を使用し、酸素の界面を制御。現場の臭気や有機臭気成分を吸着し、循環することで低臭気化を実現しています。
4.
生物酸化による減容:
独自開発の酵素により、食品廃棄物や下水汚泥を高速分解し、顕著な減量効果を発揮します。
装置の構成
Hi-Mimosaは、発酵床(おが粉+酵素+触媒)、RHS-Air循環系、低速撹拌発酵槽から構成され、全体で効率的かつ迅速な処理を行います。
対象となる施設
この新技術は、病院や介護施設、老健施設、小型食品スーパー、食品工場、災害仮設施設など幅広い場面での活用が期待されています。また、動植物残渣処理施設や排水処理における余剰汚泥処理にも適しています。
2026NEW環境展での発表
Hi-Mimosaに関する詳しい説明が行われる「2026NEW環境展」に出展予定です。各関係者の方々は、ぜひご参加ください。
- - 会場: 東京ビッグサイト(有明)
- - 会期: 2026年5月20日(水)~5月22日(金)
- - 時間: 午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)
- - 入場方法: 完全事前登録制
- - 詳細情報: NEW環境展公式サイト
低エネルギーで、環境に優しい新技術の登場をぜひご注目ください。