IT分野のジェンダーギャップ解消を目指す「Waffle Camp ホームタウン」が全国6都市で開催!
特定非営利活動法人Waffleは、女子およびノンバイナリーの中高生を対象にしたIT教育プログラムとキャリア支援を提供する「Waffle Camp ホームタウン」を2024年7月より、全国6都市にて無償開催します。
本プログラムは、IT・理系への苦手意識をなくし関心を高めることを目的とした、1日完結型のウェブサイト制作講座です。参加者は、HTML/CSSを用いてオリジナルのウェブサイトを制作することで、プログラミングの基礎を学ぶことができます。
講座内容としては、ウェブサイト制作の技術習得だけでなく、IT分野で働く現役の女性エンジニアによるキャリア講演も組み込まれています。受講生は、IT業界の仕事内容や女性エンジニアの働き方について理解を深め、将来の進路選択に役立てることができます。
地方における理系的体験の格差解消を目指し、無料での開催
Waffleは、地方において、首都圏と比べて理系的体験の格差が大きく、女子およびノンバイナリーの中高生がITやSTEM分野の進路を選びづらい状況にあると指摘しています。また、従来の「男子は理系、女子は文系」といった固定観念が根強く、興味があっても選択しづらい状況も課題としてあげています。
このような状況を解消するため、Waffleは、企業や地方自治体・教育委員会等の支援のもと、地方を含む全国の中高生へ家庭環境などに関係なくITに触れられる機会として、無償で本プログラムを提供しています。
2023年度の開催アンケート結果では、プログラミングへの興味や理系への進路への関心が向上
2023年7月〜2024年3月に全国17都市で開催された「Waffle Camp ホームタウン」の参加者アンケート結果では、参加前後でプログラミングへの興味や理系への進路についての興味の変化が見られました。
参加前には、プログラミングへの興味関心がある人は77%でしたが、参加後は92%に上昇しました。また、理系学部や理系関連への興味がある人は、参加前には64%でしたが、参加後は81%に増加しました。これらの結果から、Waffle Camp ホームタウンが、参加者のIT分野への関心を高め、理系への進路選択を促進する効果が認められています。
「Waffle Camp ホームタウン」を通して、未来の女性エンジニアを育成
Waffle Camp ホームタウンは、単なるプログラミング講座にとどまらず、IT分野への進路選択を支援し、未来の女性エンジニアを育成することを目指すプログラムです。
IT業界のジェンダーギャップ解消に向け、Waffleは今後も、女子中高生がIT分野への興味関心を持ち、活躍できる環境づくりに貢献していきます。