2025大阪・関西万博と不滅の法灯
2025年の夏、待望の大阪・関西万博が開幕します。特に滋賀県デイのプログラムとして、比叡山延暦寺に古くから伝わる不滅の法灯が奉安されることが注目を集めています。この特別なイベントは、令和元年に伝教大師最澄の遷化から1200周年を迎えたことを背景に、伝教大師最澄1200年魅力交流委員会が主催しています。
不滅の法灯とは
不滅の法灯は、788年に伝教大師最澄が建立した一乗止観院に起源を持つ灯火で、以来一度も消えることなく灯され続けています。この灯火は平和と安寧を願う人々の思いを象徴しており、「いのち輝く未来社会のデザイン」という万博のテーマとも深く結びついています。この機会に、私たちがどれだけ多くの人とつながり、祈りを共にしているのかを再確認することができます。
滋賀県デイでの特別イベント
この滋賀県デイでは、EXPOホールで行われるステージにて、不滅の法灯の奉安が行われます。その光は、人々の心を結びつけ、より良い未来へ向けた願いを込めています。また、この日は比叡山延暦寺の僧侶たちによる儀式が行われ、その神聖な雰囲気が会場全体を包むことでしょう。
密教体験企画
さらに、万博期間中には比叡山延暦寺で、特別企画「密教体験ー曼荼羅と仏たちー」が開催されます。これは、伝教大師が日本に初めて密教を伝えたという歴史的背景を持つ儀式「灌頂」を体験できる貴重な機会です。この企画は2025年4月19日から始まり、土日祝日の期間限定で行われます。
来場者は、比叡山国宝殿の3階特別催事室で、灌頂堂での結縁灌頂の投華体験を通じて、仏の世界を身近に感じることができるでしょう。きっと、曼荼羅の上に花を投げることで、もっと多くのご縁を感じられるはずです。
まとめ
大阪・関西万博の滋賀県デイでの不滅の法灯の奉安と密教体験は、私たちにとってただのイベント以上の意味を持ちます。これは平和を願う灯火であり、未来への希望を示す象徴的な体験です。万博を訪れる際には、ぜひこの特別なプログラムに参加して、800年以上も受け継がれてきた光の力を体感してみてはいかがでしょうか。
詳細
- - 開催日: 2025年7月24日(木)
- - 開催場所: EXPOホール、比叡山延暦寺
- - 公式サイト: 1200irori.jp