食品表示ラベル作成アプリ「食品表示印刷」が機能刷新!すべての事業者が利用可能に
2024年11月13日より、一般社団法人リレーションデザイン研究所が提供する食品表示ラベル作成アプリ「食品表示印刷」が機能を刷新し、すべての事業者が利用できるようになりました。
このアプリは、2020年8月18日にリリースされ、日本で唯一の食品表示ラベル作成専用モバイルアプリとして多くのユーザーに利用されてきました。当初は、通販や惣菜販売を始める飲食店や小規模事業者を対象に、食品表示ラベルを簡単に作成できることを目指して開発されました。
しかし、アプリ利用者の事業拡大や卸売など、従来の機能では対応できないニーズが出てきたことから、今回の機能刷新に至りました。
新機能の詳細
今回の機能刷新では、以下の新機能が追加されました。
1.
栄養成分表示対応
- これまで、小規模事業者向けの栄養成分表示の省略を利用できない事業者も、本アプリを利用できるようになりました。
- すべての事業者が、法令遵守した食品表示ラベルを作成できます。
2.
最小デザイン追加
- 食品表示ラベルは、通常は表デザインで作成されますが、貼る場所によっては最小デザインが求められる場合があります。
- 本アプリでは、表デザインと最小デザインの両方を選択できるようになり、より柔軟なラベル作成が可能になりました。
3.
ログイン機能
- ログイン機能を追加することで、データの保存が可能になりました。
- スマートフォンの買い替え時でも、データが失われる心配がありません。
4.
ブラザーラベルプリンタ対応拡大
- 従来から対応していたQL-820NWBに加え、QL-800、QL-820NWBcも対応しました。
- 接続方法も、WiFi接続に加え、Bluetooth接続、USB接続にも対応しました。
採用店からの声
兵庫県西宮市のフレンチレストラン「ル ベナトン」様では、惣菜販売の売上拡大に伴い、食品表示ラベル作成の手間が増えていました。しかし、本アプリを利用することで、その手間を改善できたそうです。
オーナーシェフの高谷慶様は、「以前はパソコンでラベルを作成していましたが、今ではスタッフに任せることができるようになりました。シンプルで使いやすく重宝しています。」とコメントしています。
今後の展望
「食品表示印刷」は、今後もユーザーのニーズに合わせて機能を改善していく予定です。
食品表示ラベル作成の負担を軽減し、すべての事業者が安心して食品表示をできる環境を提供していくことを目指しています。