高知県北川村の子どもたちと創り出したゆずハンドクリームの魅力紹介

高知県北川村の新たなハンドクリーム

高知県北川村の特産物であるゆずを利用した新しいハンドクリーム「ユトワハンドクリームA」が、株式会社ウテナによって2024年11月1日に発売されます。この商品は、北川村の子どもたちが中心となって開発したもので、地域振興や環境への配慮をテーマにしています。

共同開発の背景

北川村は江戸時代からゆずの生産を続けている地域で、質の高いゆずを生産しています。しかし、近年では生産農家の高齢化や人手不足という課題に直面しています。これらの問題を解決するため、ウテナとウエルシア薬局は2022年から北川村の子どもたちと一緒にゆずを活用した商品の開発に取り組んでいます。

今年度は、「村を盛り上げたい」という思いを抱く小中学生9名と共に商品開発が行われ、ウテナの製品開発・マーケティングのノウハウを学びながら進められました。そして誕生したのが、「ユトワハンドクリームA」となります。

製品の特長

このハンドクリームの大きな特徴は、捨てられる運命にあったゆずの種から抽出された「ゆず種子油」を使用していることです。これにより、保湿力が高く、手肌をしっとりと守ってくれます。さらに、ゆず果皮油も配合されており、うるおい成分が強化されています。

また、今回の製品には新たに、ゆず果実エキスおよび果実水を加えることで、よりリッチな使用感を実現しました。使用している材料は全て高知県北川村産にこだわっており、地域資源の有効活用を目指しています。

子どもたちの想い

製品開発には、北川村の公営探究塾に参加する子どもたちも深く関わっており、彼らの手によってデザインされたパッケージには、消しゴムハンコで描かれたゆずのモチーフがあしらわれています。子どもたちは、自分たちの村をPRするために色々なアイデアを出し合い、デザインを通じてもその想いを表現しました。

製品に対するコメントも印象的で、「自分たちの村を元気にしたいという気持ちが込められています。多くの人に使ってもらうことで、北川村に興味を持ってもらえたら嬉しいです」というような意見が多く聞かれました。

未来への展望

このような取り組みを通じて、北川村の子どもたちは単に商品開発に留まらず、地域を知り、愛する気持ちを育んでいくことが期待されています。ウテナとウエルシアは、今後も北川村の「村おこし」を支援し、地域自体が持つ魅力を全国に発信していく方針です。

「ユトワハンドクリームA」は、全国のウエルシアグループ店舗で購入可能です。手肌の乾燥を防ぎ、爽やかなゆずの香りと共にあなたの手を優しくケアします。ゆずの特産地、高知県北川村の思いが込められたハンドクリームをぜひお試しください。