子どもたちの人間関係をサポートする新ワークブックが登場
友達との関係性に悩む小学生に向けて、株式会社日本能率協会マネジメントセンターが新たにリリースした『NOLTYキッズワークブック 「自分」や「友だち」とつき合うコツ』が、2025年2月21日より全国で販売されます。このワークブックは、子どもたちが対人関係を学びながら成長できるように設計されています。
友だち関係に悩む子どもたち
近年、特に小学生の間で、友人関係に関する問題が増加しています。この現象は、コロナ禍によって直接的なコミュニケーションの機会が減ったことや、デジタルデバイスへの依存が進んでいることが背景にあると考えられています。結果として、対人スキルが育ちにくく、友達との関係を築くことが難しくなっています。
SELに基づくアプローチ
本書は、SEL(ソーシャル・エモーショナル・ラーニング)のコンセプトを中心に構成されており、対人関係を築くために必要なスキルを身につけることができます。監修を務める法政大学の渡辺弥生教授は、SEL研究の第一人者として、子どもたちが感情を理解し、他者とより良い関係を築くための具体的な方法を提供しています。
4つの重要なスキル
1.
自己理解: 自分の気持ちを知ることや、自分の長所・短所を理解すること。
2.
感情認識: 他者の感情を読み取って理解する能力。
3.
気持ちの伝達: 自分の感情や考えをうまく他者に伝える技術。
4.
共感: 他者の気持ちに気づき、寄り添う力。
ワークブックでは、この4つのスキルを楽しく学ぶことができるワーク形式の教材が揃っています。例えば、あるページでは「自分カード」を作成し、自己分析を行います。また、別のページでは「いじわるな気持ちになったときはどうする?」など、具体的な場面を想定した課題を通じて解決策を考えます。
実践的な学びを提供
このワークブックには、子どもたちが直面するさまざまなシチュエーションへの対処法が具体的に提示されています。「友達の元気がないときにどう接するか」や「異なる意見を持つ友達とどうコミュニケーションするか」といったテーマを扱い、子どもたちが実際に行動に移せる形で学びを促します。
19種類の楽しいワーク
『NOLTYキッズワークブック』には、19種のバリエーション豊かなワークが収録されています。「この表情はどんな気持ち?」という問いに答えたり、「おしゃべりサイコロ」で遊びながら対話を楽しむことができます。親子で一緒に取り組むことができる内容もあり、コミュニケーションを楽しいアクティビティに変えます。
監修者のコメントとプロフィール
渡辺弥生教授は、「人との関係は時に悩みの種にもなりますが、適切なスキルを学ぶことで、解決の手助けとなり、成長の機会になる」と語っています。彼女は法政大学で心理学を教え、発達心理学の専門家として多くの研究を行ってきました。
商品概要
- - タイトル: NOLTYキッズワークブック 「自分」や「友だち」とつき合うコツ
- - 監修: 渡辺弥生(法政大学文学部心理学科教授、教育学博士)
- - 発売日: 2025年2月21日
- - 価格: 1,430円(税込)
- - ページ数: 88ページ
- - ISBN: 978-4-8005-8197-6
この育成を通じて、子どもたちがより良い人間関係を築き、成長していくことを期待しましょう。