SONGS展が高松に
2025-10-01 18:37:09

難民の声をアートで感じる「SONGS」展が高松に登場

難民の声をアートで感じる「SONGS」展が高松に登場



国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が、2025年の瀬戸内国際芸術祭において重要な展示の一つである「SONGS—ものが語る難民の声」を紹介します。この作品は、難民の個々の物語を彼らが大切にしている「もの」やその記憶を通じて表現しており、視覚的なアプローチで難民問題を考えるきっかけを提供します。

日程は、2025年10月3日から10月17日まで、TSUTAYA BOOKSTORE TAKAMATSU ORNEで行われます。会場はJR高松駅に直結しており、多くの来場者が訪れる場所です。この関連企画では、展示作品や難民の物語をより深く理解するための書籍も並べ、その一部は著名な写真家のホンマタカシ氏が選定したものとなっています。

展示内容と関連プログラム


展示には、ホンマタカシ氏が厳選した書籍コーナーが設けられ、難民や平和をテーマにした絵本や小説、ノンフィクションなどが取り揃えられます。また、制作背景を伝えるパネルも展示されるため、来場者はより多面的に作品を楽しむことができるでしょう。さらに、訪れた方には本作品のタブロイド誌をお持ち帰りいただけます。

この展示は、全国の書店や図書館でも展開されている「難民のものがたり展」と連動しており、難民や平和に関する書籍のブックリストも紹介されています。来場者は、オリジナルのしおり(QRコード付き)を受け取り、日常の読書へと繋がる体験を得ることができるのです。

難民の物語に光をあてるアート


「SONGS」は、高松港の特設ギャラリーでも展示される予定で、難民の姿と彼らが大切にしている「大切なもの」を関連付けて作品として表現しています。データでは測れない個々の物語に焦点を当てることで、この展示が新たな対話を生むことを願っています。

UNHCRは、難民、国内避難民、無国籍者などの保護・支援を目的とした国連の機関で、世界中で活動しています。日本も連携し、社会全体での難民支援の推進に貢献しています。展示を通じて、難民の困難な状況に対する理解を深めて、平和の大切さを考える機会となることでしょう。

瀬戸内国際芸術祭の魅力


瀬戸内国際芸術祭は、2010年から開催されている現代アートの祭典で、約100日間にわたり春夏秋の各シーズンで開催されます。多くのアーティストと地域住民が交流しながら、島々の文化や自然を楽しむことができます。このようなアートを通じて、より多くの人々が平和について考える機会を得られるのではないでしょうか。

「SONGS—ものが語る難民の声」展示に是非足を運んで、難民の物語に耳を傾け、考えてみてください。


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会社情報

会社名
UNHCR駐日事務所
住所
東京都港区南青山6-10-11ウェスレーセンター3F
電話番号
03-3499-2011

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