企業における安全なIDとパスワード管理の重要性を考えるウェビナー開催

最近、企業や個人のアカウント乗っ取りが問題視されている中、IDやパスワード管理の重要性がますます高まっています。

特に業務で多数のSaaSや社内ツールを利用する企業では、社員一人ひとりが複数のパスワードを管理する必要があり、非常に煩雑です。利便性が求められるあまり、脆弱なパスワードや使い回しが横行しているのが現状です。

最近では、証券口座の乗っ取りが大きなニュースとなり、情報漏えいが重大なインシデントを引き起こすことがあることを象徴しています。これを受けて、内閣サイバーセキュリティセンター（NISC）や各種金融機関は、パスワード管理を強化し、二段階認証の導入を呼び掛けています。ただし、単にこれらの対策を講じるだけでは不十分です。

従業員個人の管理に依存せず、全社でIDやパスワードをセキュアに運用する体制が必要です。それにより、重大なトラブルを未然に防ぎ、企業のブランド信頼を維持することにつながります。

また、最近では特権IDと呼ばれる権限の高いアカウントが狙われるケースも増加しています。特権IDが不正利用された場合、企業の重要なデータやシステムに悪影響を及ぼす恐れがあります。しかし、特権IDを適切に管理している企業は多くはなく、必要な対策が「何となく運用」されているケースが大半です。これが情報漏えいや不正アクセスの原因となるのです。

そのため、今こそ特権IDを含む全てのIDやパスワード管理を一元化し、適切なアクセス制御をすることが求められています。これによって、セキュリティリスクを最小化し、企業の信頼性を保つ第一歩となります。

このような情勢を受け、企業には強固なIDおよびパスワード管理専用のツールの導入が急務です。現在の攻撃手法を理解していない企業は多く、企業が自己管理するだけではもはや不十分です。クレデンシャル情報を集中的に管理し、特権IDの現状を可視化する仕組みを作る必要があります。

そこで、今回のウェビナーでは、IDやパスワードがどのように漏えいし、悪用途に使われるのかを解説しながら、企業向けパスワード管理ツール「Keeperパスワードマネージャー」に関する情報を提供します。このツールを活用して、特権IDの管理やアクセス制御をどのように強化するかをご紹介します。

さらに、特に以下の方々にお勧めしています。

- IT関連や製造業、通信、金融、教育などで情報システムやセキュリティ業務に携わっている方
- パスワードが漏えいするメカニズムについて十分に理解していない方
- セキュリティ対策の必要性を感じているが、まだ手を付けていない方
- 日々進化するサイバー攻撃の脅威を実感している方
- どこから手を付けたら良いのかわからない方

このウェビナーは、参加者の皆様がセキュリティ対策を一歩進めるための貴重な機会です。少しでも不安を抱えている方は、ぜひご参加ください。主催はKeeper Security APAC株式会社。協力としてマジセミ株式会社、株式会社オープンソース活用研究所が名を連ねています。

最後に、マジセミ株式会社では今後も参加者の役に立つウェビナーを続けていく予定です。過去のセミナーに関する資料や、他の募集中のセミナーについても、ぜひご確認ください。