エヌ・シー・エヌが木造建築フェアの展示躯体を寄贈
株式会社エヌ・シー・エヌ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:田鎖郁男)は、2025年に開催される「非住宅 木造建築フェア」で使用した展示躯体を、栃木県さくら市にある「Wood Structure Artの森」に寄贈することを発表しました。この取り組みは、木造建築の魅力を引き出し、今後の林業活性化に寄与することを目的としています。
展示躯体の魅力と新プロジェクトの背景
「非住宅 木造建築フェア2025」は、木造建築技術やデザインを広く紹介するイベントであり、エヌ・シー・エヌの展示ブースは、グループ各社の技術を円状のモチーフで表現することで、多くの来場者にその魅力を伝えました。この展示躯体の設計は自社で手がけ、制作はグループ会社の株式会社翠豊(岐阜県賀茂郡)が担当。精密加工による美しい曲線が特徴です。
寄贈先の「Wood Structure Artの森」は、東京電機大学、共立女子大学、北海学園大学の建築学科の学生が連携して進めるプロジェクトで、地球温暖化防止及び林業の活性化を目的としています。新たな展示躯体は活動拠点として設置され、屋根を増設し、アートの森としての憩いの場とする予定です。
「Wood Structure Artの森」とは?
「Wood Structure Artの森」は2028年完成を目指したプロジェクトであり、学生たちは栃木県さくら市のキャンプ場内で、自然とアートの共存を目指し活動しています。
この取り組みでは、地元産の木材を用いて装飾品や遊具の制作が行われるだけでなく、地域住民や企業との交流や植樹活動など、様々なイベントも実施されています。木を通じて環境問題を考え、多様な価値を創造する活動は、今後の持続可能な社会づくりに寄与することでしょう。
エヌ・シー・エヌの意義ある取り組み
エヌ・シー・エヌは、持続可能な発展の一環として、環境に優しい建築技術やデザインの普及に尽力しています。今回の展示躯体の寄贈は、その名の通り、木材の特性を活かした建築の可能性を秘めています。これからも他の建築関連企業や地元自治体と協力し、様々な形で地域貢献へとつなげていく予定です。
会社概要
株式会社エヌ・シー・エヌは1996年に設立され、木造耐震設計を中心にすぐれた技術を提供しています。多数の子会社を持ち、さまざまな建築分野でクライアントの要望に応え続けています。その活動は今後も進化し、持続可能な社会へとつながることを目指しています。
所在地や連絡先に関する情報も含め、より多くの詳細は公式ウェブサイトで確認できます。