村おこし活動の成果
2024-10-22 12:24:53

234名の若者が参加した村おこしボランティア、地域活性化への影響をレポート

234名の若者が支援した地域活性化



2024年の夏、全国各地から234名の若者がボランティア活動に参加し、22の農山漁村で地域活性化を支援しました。この取り組みは、村おこしNPO法人ECOFFが主催し、「地域活性化を、みんなのものに。」というテーマのもと実施されました。若者たちは、北海道の焼尻島や奥尻島、秋田県の太田町、岩手県の八幡平や大槌など、全国各地に広がる地域で活動を行なっています。

活動の詳細



参加者は、焼尻島39名、江田島36名、竹島25名といった具合に、それぞれの地域で共同生活を送りながら必要とされるボランティア活動に従事しました。事前にプログラムのスケジュールを固定せず、現場のニーズに応じて柔軟に対応するスタイルが特徴です。これにより、受け入れ側は自由度高く活動内容を選ぶことができ、参加者は地域に根ざした体験を得ることができます。

この村おこしボランティアプログラムは2011年から続いており、これまでに40以上の地域で3700名を超える人々が参加しています。活動終了後や大学卒業後にその地域に移住した人もいるなど、その影響は広がりを見せています。

参加者の思い



活動に参加した若者たちは、何がきっかけで村おこしボランティアに参加したのでしょうか。234名の参加者に対するふりかえり調査では、「村おこしに興味があったから」(50%)が最も多く、次いで「何か特別なことをしたかったから」(48%)、「田舎に興味があったから」(37%)といった理由が挙げられました。特別な体験を求める若者たちが、村おこしボランティアに集まったことが伺えます。

人々との交流



ボランティア体験を通じて得たものとして、93%の参加者が「人との出会い」を挙げる一方、「第2のふるさと」を得られたと感じた参加者は43%にとどまりました。この結果は、地域との深い結びつきの形成には時間が必要であることを示しています。さらに、参加者の74%が自分自身の成長を感じ、60%は田舎の良さや大変さを知ったと回答しています。

問題と希望



興味深いことに、将来田舎に暮らしたいと思わなかった参加者が27%を占めた一方、98%が再訪を希望するという結果も示されました。その理由としては、人とのつながりを感じたからという声が多く、地域の魅力を再確認した経験は、参加者たちの心に残ったようです。

地域活性化の未来



本プログラムの最も重要な目的は、地域に実際に訪れることが地域活性化の第一歩であると実感させること。94%の参加者が次回もプログラムに参加したいと答えており、今後もこの取り組みが多くの若者に感動を与え続けることが期待されます。

このような活動を通じて、地域活性化に関する理解が深まり、さらなる関係人口の形成が進むことを願っています。今後もECOFFでは、このような取り組みを続けていくため、受け入れ世話人の募集も行っています。興味がある方はぜひお問い合わせください。


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会社情報

会社名
村おこしNPO法人ECOFF
住所
東京都文京区本駒込二丁目4番12号
電話番号
050-5809-3263

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