サスティナブルなクラフトビール『1st Anniv. Hazy DIPA』の誕生
2025年3月18日、神奈川県海老名市で、100年間の歴史を有するベーカリーが運営するブルワリー『Better life with upcycle』が、日本酒蔵元の泉橋酒造と協力し、サスティナブルなクラフトビール『1st Anniv. Hazy DIPA』を発売します。この特別なビールは、両者の異業種コラボレーションの集大成です。デザインは白地に黒と金を基調にしており、重厚感を漂わせています。
異業種の力を結集
『Better life with upcycle』は、フードロス問題の解決を目的とした企業であり、発生するパンのミミを使ってクラフトビールを醸造しています。今回のコラボレーションでは、泉橋酒造による日本酒の製造過程で出る米粉を使い、両者の持つ資源を最大限に活用した新たなビールを生み出しました。『1st Anniv. Hazy DIPA』は、濁りのあるヘイジーな風味を持つDouble IPAスタイルのビールです。
味わいへのこだわり
サスティナブルなクラフトビールが多く登場する中、『Better life with upcycle』は、まず味わいを重視しています。『1st Anniv. Hazy DIPA』は、邂逅と手間をかけて完成された作品であり、かろやかな苦味と贅沢なホップの香りが楽しめます。使用されるホップには、Sabro、Strata、Mistral、SalvoTM-Lotusが含まれ、グレープフルーツやベリー、ミントのアロマが感じられます。
さらに、クラフトビールの約12.5%には、地元で収穫された酒米「山田錦」の精米時に生じる米粉が使用されており、その一部を甘酒としても活用。特有の甘さと滑らかな口当たりが特徴です。これにより、口当たりは苦味が少なく、トータルでの飲みごたえを高めています。
お取扱店とECサイト
『1st Anniv. Hazy DIPA』は、東京都内の複数の酒販店や神奈川県内の店舗で取り扱われます。特に、六本木ヒルズのSINANOYAや海老名市の三河屋などで購入可能です。また、公式ECサイト(
https://upcycle-beer.com)でも販売されています。
企業の理念
『Better life with upcycle』は、1924年創業の株式会社栄屋製パンが母体となり、持続可能な社会の実現を目指しています。フードロス削減を目的に、パンのミミを使用したクラフトビールはすでに14種類以上がリリースされています。これからも、他の事業者や団体と連携しながら、食品ロスに対する新たな提案を続けていく予定です。
結論
『1st Anniv. Hazy DIPA』は、サスティナブルでありながらも、何よりも美味しさを追求した一杯です。地域密着型のサービスと、フードロス問題への取り組みを兼ね備えたこのビールは、ぜひ一度お試しいただきたい逸品です。特別な時に、サスティナブルな乾杯をお楽しみください。