RNA-seq解析支援
2026-05-07 10:58:12

プラチナバイオがRNA-seq解析クラウドプラットフォームを導入

プラチナバイオがRNA-seq解析プラットフォームを導入



広島県東広島市に本社を置くプラチナバイオ株式会社は、米国Basepair社が提供するRNA-seq解析のクラウドプラットフォーム「Basepair」を本格導入することを発表しました。導入は2026年5月1日から開始され、岩井化学薬品株式会社が国内での販売パートナーとして支援を行います。この新しいRNA-seqデータ解析サービスは、従来の解析を革新し、専門的な知識や高性能マシンに依存せずに、ブラウザから簡単に解析結果を探索できる環境をユーザーに提供します。

導入の背景


RNA-seq(RNAシーケンシング)は、遺伝子発現量を詳細に解析するために用いられる重要な技術ですが、その解析には多彩なバイオインフォマティクス工程が伴います。このため、専門人材の工数が大きな負担となり、解析を依頼する私たちの側でも、成果物を待つだけでは重要な知見を見つけることが難しいのが課題でした。特に、自社にバイオインフォマティクス専門の人材がいない企業や研究開発部門においては、解析結果を迅速に用意することが重要です。

プラチナバイオは、産業応用に特化したRNA-seq解析の経験と、公共データのキュレーションに基づく価値ある解析を強みとしています。Basepairプラットフォームの導入により、この解析の標準化が進むことで、ユーザー自身がブラウザ上でインタラクティブに結果を深掘りできる環境が整います。これにより、もはや専門知識や高性能マシンがなくても、自身で解析結果を操作することが可能になります。

トライアル評価の成果


2025年の秋に行われたBasepairのトライアル評価では、高いユーザビリティと実務適用性が確認されました。特に、バイオインフォマティクス専門人材を持たない参加者からは、自ら解析結果に触れられることが大いに評価されました。「fastqからPCA-plotやvolcano-plotまで一瞬で解析できるのは画期的」という声や、「高性能な解析マシンを必要とせず、どのパソコンからでも簡単に結果を進められる点が大きな魅力」との評価も寄せられました。

サービスの特徴


プラチナバイオのRNA-seqデータ解析(Basepair連携版)は、ユーザーが自身のパソコンから手軽に結果を探索できるだけでなく、解析の生物学的解釈や次なるアクションを提案するために、プラチナバイオ自身のリソースを集中させることが可能になります。これにより、双方の品質とスピードが向上し、迅速な研究開発の意思決定が行えるようになります。

今後の展開


プラチナバイオは、岩井化学薬品との連携を通じて、バイオインフォマティクス人材を持たない企業向けの情報発信や、非モデル生物への適用可否検証を進めていく予定です。また、Basepair社へのフィードバックも行い、日本市場での機能向上を図る計画があります。これらにより、顧客ニーズに応える新たな解析サービスを提供し続けることを目指します。


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会社情報

会社名
プラチナバイオ株式会社
住所
広島県東広島市鏡山3-10-23
電話番号

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