日本調剤が法人向け販売をスタート
全国に調剤薬局を展開する日本調剤株式会社が、OTC漢方薬ブランド『10COINSKAMPO』の法人向け外部販売を開始するというニュースが届きました。これにより、薬局やドラッグストアなどの小売企業にも同製品が提供されることになります。これは、社会における漢方薬の需要が高まっていることに対する確かな応えです。
『10COINSKAMPO』の概要
『10COINSKAMPO』は、日本調剤が2025年4月に設立したOTC漢方薬のプライベートブランドです。このブランドは、厳選された生薬を用いた漢方薬を税込1,100円というリーズナブルな価格で提供しています。風邪やストレス、更年期障害、疲労など様々な健康課題に対応するため、15種類の商品が揃っているため、幅広いニーズに応えることが可能です。
これまでは、日本調剤の店舗やオンラインストアでのみ販売されていたため、顧客の皆様に直接お届けする機会は限られていました。しかし、法人向けの外部販売を開始することで、さらなる顧客へのアプローチが期待されます。
法人向け外部販売の背景
日本調剤は、多くの企業からの要望に応え、今回の法人向け外部販売を決定しました。これにより、OTC漢方薬がより多くの消費者に届けられることとなり、医療現場や日常生活における健康管理の一助となることが期待されます。この取り組みは、セルフメディケーションの推進や未病対策に貢献することを目指しています。
具体的な取引の流れなど詳細については、公式ウェブサイトにて確認できます。日本調剤は、医薬品卸売販売業の許可を取得しているため、安全に販売を行うことが可能です。
日本調剤のサステナビリティへの取り組み
日本調剤グループは、公正で透明性のある経営を重視し、医療やヘルスケア分野の社会課題の解決に向けて様々なサステナビリティの取り組みを行っています。『10COINSKAMPO』を通じて、健康への意識啓発や未病対策のサポートを行うだけでなく、調剤薬局事業を中心とした医療全般の充実を目指しています。
日本調剤は、1980年の創業以来、医薬分業の実現に向けて積極的に調剤薬局を展開してきました。今や全国に貢献している約4,000名の薬剤師が在籍する企業として、その存在感を示しています。また、在宅医療やICT投資にも力を入れ、革新的で質の高い医療サービスの提供を行っています。
結論
『10COINSKAMPO』の法人向け外部販売開始は、日本調剤が健康維持のための新しい選択肢を提供することを意味します。このブランドを通じて、漢方薬がより多くの人々に利用され、健康への気づきが促されることを期待しています。詳しい情報は、日本調剤の公式サイトや関連ページでご確認ください。