障がい者支援施設「みんと」
2024-09-04 16:49:24

鹿児島に誕生した障がい者支援の新たな拠点「みんと」

鹿児島に誕生した障がい者支援の新しい拠点「みんと」



鹿児島市に、今注目を集めている障がい者支援施設「就労継続支援B型みんと」がオープンしました。この施設は、心と身体の両方を整えることを目的とした全国初の施設として、多くの期待が寄せられています。特に、独自の「調圧ドーム」という設備が注目されています。

心と身体を整える「調圧ドーム」



「調圧ドーム」は、気圧の変化を利用して、身体の健康をサポートする最新の設備です。国内では約10カ所にしかないこのドームは、身体に優しい設定が特徴であり、幅広い年代の利用者に安心してご利用いただけます。 室内は、通常の気圧から高度1500mに相当する気圧まで5分間で下がり、その後元に戻るといったプロセスを繰り返します。この技術は、身体が酸素をより多く取り込めるようになり、回復力や免疫力の向上が期待されています。

このドームは、利用者が作業をする際も心地よい空間を提供し、メンタルの安定にも寄与するとのことです。健康を整えながら集中して作業を行える環境が提供されています。

オンライン教育システム「こころ学びステーション」



「みんと」では、最新のオンライン教育システム「こころ学びステーション」も導入されています。このプログラムは、ITスキルやクリエイティブスキルを幅広く学べるだけでなく、メンタルヘルスに関する講座も受講可能です。

利用者は、自分のペースでリモート学習を進められるため、障がい者支援としての新しい取り組みとして高く評価されています。オンライン教育を通じて、自信を取り戻す利用者も増えてきていると言います。

地域の健康促進に寄与する「調圧カフェ」



さらに、「みんと」の魅力は調圧ドームだけではありません。施設内には「調圧カフェ」も設けられており、一般の方々も利用できるようになっています。料金はリーズナブルで、初回利用時には特別割引が適用。利用者の健康促進を目的としたこのカフェは、地域の人々にとっても役立つ場所となっています。

健康効果の実感



これまでの利用者からは、体調の改善や生活の質の向上など、ポジティブな声が多く寄せられています。特に、がん患者の方が数値の改善を実感したり、双極性障害の方が睡眠状態が改善されたといった事例があるほか、糖尿病の改善も見られています。

まとめ



「就労継続支援B型みんと」は、整った設備と新しい教育システムを通じて、障がい者の方々に新たなサポートを提供しています。体を整えながら仕事に取り組むという新しい形が地域社会に送り出され、今後の発展が期待されます。障がい者支援施設としてだけでなく、地域の健康を育む大切な場として、多くの方に利用されることを願っています。

施設情報
所在地:鹿児島市明和1丁目25-1(山形屋ショッピングプラザ内)
代表:大迫 建斗
設立:2021年12月
電話:099-298-1337
URL: 公式サイト

調圧カフェ営業時間
10:00~19:00(水・日曜定休)


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会社情報

会社名
就労継続支援B型みんと
住所
電話番号

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