桃山学院大学の新戦略
2025-12-10 15:19:38

桃山学院大学が推進する訪日客向け「SPOT JAPAN」の新戦略とは?

桃山学院大学が提案する訪日観光サービスの未来



桃山学院大学経営学部の学生たちが、日本を訪れる外国人観光客に向けて新たなサービス「SPOT JAPAN」のプロモーション案を発表し、注目を集めています。この取り組みは、サイバーエージェントとインバウンドホールディングスとの協業によって実現されており、地域の魅力をより多くの訪日客に届けるためのものです。

「SPOT JAPAN」の背景



近年、訪日外国人の増加が続いており、2024年には過去最高の人数が訪れると予測されています。特に関西地域では、万博の開催も影響して、観光客数がさらに伸びることが期待されています。これに応じて、インバウンドホールディングスは、観光客に的確な情報を提供する「SPOT JAPAN」を展開し、サイバーエージェントはそのプロモーションと広告戦略に特化しています。

学生によるプレゼンテーション



2025年11月28日、桃山学院大学では「SPOT JAPAN」の利用拡大を目指すプロモーション企画発表会が行われました。経営学部の辻本教授のゼミに所属する3年生の学生たちが、テーマに沿った3つのチームに分かれ、自ら考案した企画案を発表しました。

発表では、空港での接点の確保や行動データを活用した導線設計、体験型プロモーションなど、多様なアイデアが披露されました。特に最優秀チームが提案した中国の家族層向けの企画は、関西国際空港での自然な見せ方を考慮したもので、評価を受けました。

学生たちの学びと感想



応募者からも「実際のクライアントに企画を提案する機会は貴重な経験でした」との声が上がり、参加した学生たちにとって意味深い時間となったようです。サイバーエージェントやインバウンドホールディングスの社員からは、学生の独自の視点が新たなヒントを提供したとのコメントもあり、大学の取り組みが実際のビジネスシーンに影響を与えることを実感させる発表会となりました。

今後の展望



インバウンドホールディングスの坂本正樹代表取締役は、来春には「SPOT JAPAN」を大幅にリニューアルする計画を明かしました。新機能や情報ジャンルの追加が予定されており、さらなる利用者の利便性を追求しています。特に、地域の事業者にとっての新たな集客機会を創出することにも力を入れる方針です。学生たちからのアイデアを今後のサービス改善に活用していく考えです。

まとめ



桃山学院大学の学生たちが推進する「SPOT JAPAN」は、訪日観光客が日本をより快適に楽しむための重要なツールと位置付けられています。観光サービスのデジタル化が進む中、企業と大学が手を組むことで、地域のさらなる活性化が期待されるでしょう。今後の展開から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社インバウンドホールディングス
住所
大阪府大阪市西区新町1-5-7四ツ橋ビルディング2階
電話番号
06-7167-6048

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