Hamee株式会社の新たな挑戦
Hamee株式会社(ハミィ)は、2025年11月4日、連結子会社であるNE株式会社(エヌイー)が東京証券取引所グロース市場に上場したことを受け、新たな成長戦略を打ち出しました。このスピンオフは、両社がそれぞれの企業価値を高め、より明確に事業戦略を進化させるための重要なステップであり、この新たな挑戦により、Hameeは『ZカルチャーSPA』と『脱炭素社会』の両立を目指す方針を示しています。
スピンオフの背景と狙い
今回のNE社のスピンオフは、HameeとNEがそれぞれの強みを活かし、専門性を高めることを目的としています。特に、Hameeはモバイルアクセサリーブランド「iFace」や「ByUR」を展開する事業を強化し、NE社はそのEC支援やSaaS事業に特化することで、経営スピードと事業効率を最大限に引き上げる戦略を図っています。こうしてお互いが独立した体制を持つことで、双方の企業価値向上を図るとともに、iFaceのようなブランドの企画から販売に至るまでの流れを一貫して管理できるようになります。
Zカルチャーへの深い理解
Hameeが掲げる『ZカルチャーSPA』の深化は、次世代消費者のニーズを的確に理解し、自己表現や共感、持続可能性を大切にする文化を形にすることに重点を置いています。若者たちのライフスタイルに寄り添った製品を次々と生み出すことが、この取り組みの核となります。新規ブランドの創出や、既存ブランドのさらなる発展を通じて、市場でのブランド力を一層高めることに繋がるでしょう。
脱炭素への積極的な取り組み
また、Hameeは『脱炭素社会への貢献』を重要な目標として掲げています。事業成長と持続可能な社会の実現は相互に補完するものであり、全てのプロセスにおいて環境負荷を減らす努力を続けているのです。2030年には脱炭素実質排出ゼロを目指して、環境対応から一歩進んだ未来を見据えた企業市民としての姿勢を追求します。
今後の展望
Hameeは、iFaceやByUR、Pixioといった人気ブランドを通じて、Z世代に向けた魅力的なプロダクトを開発し続けます。加えて、Z世代のクリエイターやインフルエンサーとの協業を通じて、常に市場のトレンドに応じたマーケティング戦略を取ることで、高成長・高利益体制へと進化を遂げることを目指します。
CEOのコメント
代表取締役社長の水島育大氏は、 NE株式会社の独立を祝福し、Hameeも新たな道を歩み始めたと強調しました。また、他者との協力を強化する一方で、独自のカルチャーを生み出すことがHameeの存在意義であると述べています。これからも、Z世代の心を動かす製品と、持続可能でクリエイティブな未来を目指し、 Hameeは挑戦を続けます。
Hamee株式会社について
Hameeは、モバイルアクセサリーブランドiFaceや、韓国のコスメブランドByUR、ゲーミングアクセサリーブランドPixioを展開しています。自社の包括的なビジネスモデルを通じて、消費者が自分らしさを楽しめる製品を提供し続けることに情熱を注いでいます。特に、脱炭素社会の実現に向けた取り組みも忘れず、企業の社会的責任を果たし、未来をより良いものに変えていくことに力を入れています。
会社情報
Hamee株式会社は、1998年に設立された企業で、証券コードは3134。神奈川県小田原市に本社を置き、モバイルアクセサリー、コスメティクス、ゲーミングアクセサリーなど多岐にわたる事業を展開しています。公式ウェブサイトは
こちらです。