第九のきせき 写真展
2022-04-28 13:29:05

聴覚を超えて、視覚を超えて。写真展「第九のきせき」が再び開幕!

2021年11月に東京芸術劇場で開催され、大きな反響を呼んだ写真展「第九のきせき」が、2022年4月29日から5月29日まで、東京・竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」にて再び開催される。

今回の写真展では、聴覚障害者の方々が手話によってベートーヴェンの交響曲第九番の歌詞を表現する様子や、音楽と写真の融合によって生まれた作品が展示される。聴覚だけでなく、視覚や感情を通じて音楽の感動を体験できる内容となっている。

写真展のテーマは、「聴覚を超えて音楽を感じる写真、また視覚を超えて音楽を感じる写真」。聴覚障害者の方にとって、第九の歌詞を理解することは難しい。しかし、手話によって可視化することで、その内容を理解し、音楽の感動を共有することができる。また、写真と音楽のコラボレーションによって生まれた作品は、視覚障害者の方々にも楽しんでもらうことができるように、音響にも工夫が凝らされている。

さらに、参加者も能動的に作品に関わることができる仕掛けも用意されている。フォトセッションに参加することで、参加者自身が「歓喜」の軌跡写真を作り出すことができる。

写真展では、ホワイトハンドコーラスNIPPONのミニコンサートや、蓄音機で第九を聴く会などのイベントも開催される。聴覚障害者、視覚障害者、そして健常者も、それぞれの感性を刺激し、音楽の感動を共有できる、まさに「対話の森」ならではの体験型写真展となっている。

ベートーヴェンの不朽の名作「交響曲第九番」を、現代の表現者たちが新たな視点で表現した写真展「第九のきせき」。聴覚を超えて、視覚を超えて、音楽の感動を体感できる写真展に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

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