東大IPCの起業支援プログラム
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(以下、東大IPC)は、このたび初めて公募形式で行った「東大IPC起業支援プログラム」において、二社の支援先を選定しました。本プログラムは、東京大学に関連する起業を目指す現役の学生や卒業生、そして新たに立ち上げたばかりのベンチャー企業への資金提供を目的としています。
このプログラムは、東京大学の周辺で持続可能なイノベーション・エコシステムを築くべく設立された1号ファンド、IPC1号ファンドの一環として行われています。IPC1号ファンドは、シードおよびアーリーステージのベンチャー企業に対してハンズオン支援を行う複数のベンチャーキャピタルへの出資や、ミドルステージ段階にある企業への直接投資を行い、質の高い資金供給を目指しています。
選ばれた二社の紹介
今回、第一回の公募で最大300万円の支援が行われたのは、以下の二社です。
1. 株式会社Alivas
田島氏は、「現在、難治性便秘を抱える多くの患者が苦しんでいる状況に対し、私たちは消化器外科医と循環器内科医の協力を得て、低侵襲治療の開発に取り組んでいます。今回の支援を受けて、我々の医療機器を世界に広めるため、さらに推進していく所存です」と意気込みを述べています。
2. ソナス株式会社
- - 代表者:大原壮太郎
- - 所在地:東京都渋谷区
- - 事業内容:省電力マルチホップ無線通信による高品質センシング
- - URL:www.sonas.co.jp
大原氏も、「無線を利用したセンシングにおいて、システム構築時に直面する問題を解決するため、我々の技術でクオリティを損なうことなく、誰でも実現可能なマルチホップ無線技術を提供しています。この支援によって、私たちの優位性を市場に発信し、さらなる発展を目指します」と語ります。
東大IPCの使命
東大IPCは、プレシード段階のベンチャー企業への支援を通じて、東京大学関連のスタートアップをさらに育成していくことを目的としています。今後もこのような取り組みを継続し、起業家精神を持つ多くの人々に道を開いていくことを目指しています。
東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)について