ハウス食品が発表する新シリーズ
2024年8月12日より、ハウス食品株式会社が「特定原材料8品目不使用シリーズ」を発売します。今回のシリーズは、食品表示法の改正に伴い、食物アレルギーを持つ方に配慮した商品です。これにより新たに「くるみ」が義務表示の対象となったため、パッケージデザインも刷新され、アレルギーに配慮した食の環境づくりを目指しています。
パッケージデザインの変更
変更されたパッケージには、これまでのデザインに加え「くるみ」のアイコンが付けられています。これにより、既存のユーザーにもわかりやすく、馴染みやすいデザインを維持しています。新しいパッケージは、視覚的にもアレルギー情報をしっかりと伝えることができるように工夫されています。
レシピの充実
新シリーズの商品には、食物アレルギーに配慮したアレンジレシピが豊富に用意されています。具体的には、1歳のお子さんも楽しめる柔らかい食感のメニューや、一般的なカレーの他にも、うどんやポテトサラダ、トマト煮込みハンバーグ等、様々な料理にアレンジできるレシピが提案されています。パッケージにはアレンジレシピに簡単にアクセスできるQRコードも新たに記載されており、手軽に使える点が魅力です。
製品の特徴
このシリーズは、食物アレルギーを考慮しつつも、家族みんなが楽しめる美味しさを追求した商品です。以下の製品がラインナップされています:
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はじめて食べるバーモントカレー(1歳からのやさしい甘口) - 60g
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バーモントカレー(中辛) - 108g
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シチューミクス(クリーム) - 105g
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完熟トマトのハヤシライスソース - 105g
すべての製品が、特定原材料8品目を使用せずに仕上げられており、特別な製造ラインで厳重に管理されています。独自の製法で子どもも大人も満足できる味わいを実現しています。
プロジェクトAについて
ハウス食品は、エスエスケイフーズやオタフクソース、日本ハムなどと協力し、食物アレルギー配慮商品の普及や啓発活動を行っています。この取り組みは「プロジェクトA」と名付けられ、食物アレルギーについての理解を深めるためのオンライン授業や、バリエーション豊かなレシピの提案が行われています。特に、小学校向けの副読本を利用した授業など、若い世代へ向けた教育活動も進められており、将来的な食事環境の改善を目指します。
まとめ
ハウス食品の「特定原材料8品目不使用シリーズ」は、アレルギーを持つ方だけでなく、その周囲の方々にも多様な食事を楽しむ機会を提供する商品です。食事を通じて、みんなで一緒に楽しく過ごせる時間を届けてくれるこのシリーズは、私たちの食の選択肢をさらに広げてくれることでしょう。2024年の発売を楽しみに待ちましょう。