アサヒビールの革新的な新製品『未来のレモンサワー』
アサヒビール株式会社は、2024年に開催された第67回「十大新製品賞」で、本社が東京にあるその会社が誇る『未来のレモンサワー』の新技術「レモンスライス装入システム」が本賞を受賞したことを発表しました。1958年に創設されたこの賞は、優れた新製品の開発を奨励する歴史あるもので、アサヒビールがこの栄誉を手にするのは初めてのことです。
技術革新により実現したレモンサワー
受賞した「レモンスライス装入システム」は、乾燥したレモンスライスをロボットハンドで吸着し、高速で搬送される缶に1枚ずつ装入する先進的な設備です。この設備の開発には高度な技術が求められました。特に、レモンスライスの形状を判断するためのカメラ、吸着用の特殊なパッド、そして装入を行うロボットの組み合わせをゼロから開発することで、技術的な課題を解決することができました。
さらに、複数のパラレルリンクロボットとAIを駆使した検査機能を活用することで、量産体制に適用することにも成功しています。この革新により、商品の品質と効率が飛躍的に向上しました。
五感で楽しむ新たなレモンサワー
『未来のレモンサワー』は、独自のフルオープン缶を用いて、レモンの風味や香りを五感で楽しむことができる全く新しいレモンサワーです。「浮き上がるレモンスライス」が目をひくとともに、その新鮮な香りを存分に味わうことができます。これまでに、6月、8月、11月には首都圏や関信越エリアで、12月には東海・北陸・近畿エリアで数量限定で提供され、消費者からは「本当に五感で楽しめるレモンサワーだ」と称賛されています。
お客さまたちの中からは「浮き上がるレモンが驚きで香りが素晴らしく、圧倒的に美味しい」といった高評価が続出しており、「もっと多く販売してほしい」という要望も寄せられています。
お客様に新たな体験を提供
アサヒビールは、今後も『未来のレモンサワー』のような新しい価値を持つ商品を展開し、お客様に一層多様な選択肢を提供することを目指しています。期待を超える美味しさと楽しい生活文化の創造を進めていく考えです。
このような革新を通じて、アサヒビールは新たな市場の可能性を切り開き、消費者とのコミュニケーションを一層強化していくことでしょう。新製品の受賞は、同社が提案する未来の飲み物の象徴でもあり、多くの人々にその魅力を伝える良い機会となるでしょう。