熊本県天草市での『チャリチャリ』のサービス開始
2024年8月1日、熊本県天草市にて、シェアサイクルサービス「チャリチャリ」が正式にスタートしました。この新たな試みは、熊本市、福岡市、名古屋市、東京などを含む全国8都市目のサービス展開を意味します。
出発式の開催
サービス開始を祝う出発式は、天草市役所前で盛大に行われ、市長の馬場昭治氏、一般社団法人天草宝島観光協会の会長藤本貴士氏などが出席しました。チャリチャリ株式会社の代表取締役、家本賢太郎氏の挨拶の後、地域の魅力を知ってもらうために、来訪者の回遊性を高めることを目指すと語りました。
シェアサイクルの特徴
チャリチャリは、スマートフォンを使って簡単に利用できるのが特徴です。電動アシスト自転車が30台用意されており、利用者は1分7円の通常料金または1分17円の電動アシスト料金でサイクリングを楽しむことができます。旅行や観光で訪れる方々にとっても、気軽に天草の美しい風景を楽しむ良い手段となるでしょう。
駐輪ポートの設置
さらには、天草市内のポイントとして、9か所の駐輪ポートが設置されました。これにより、天草の歴史あるスポットや観光名所を便利に巡ることが可能になります。
- - アマクササンタカミングホテル
- - エコホテルアシスト
- - 天草プリンスホテル
- - プラザホテルアネックス
- - 本渡バスセンター
- - 和み宿 新和荘 海心
- - トヨタレンタカー天草店
- - あましんスタジアム
- - 天草文化交流会館
地域貢献としての役割
チャリチャリは、地域の人々や観光客の利便性を向上させ、天草市の観光振興にも貢献します。市役所の前で行われた出発式でも、地域の皆さんと連携し、持続可能な観光を推進する姿勢を表明しました。
チャリチャリの今後の展望
今後はいくつもの地方都市での展開を計画しており、エコな交通手段として多くの利用者を迎え入れることを目指しています。これにより、シェアサイクルが普及し、地域の交通環境がより良いものになっていくことが期待されます。
自転車利用が手軽で楽しいものになるよう、さまざまな取り組みが続けられていくことでしょう。その一環として、チャリチャリでは、設置場所のオーナーを募る取り組みも行っています。未活用スペースをポートとして利用し、地域の新たな価値を創造することを目指しています。
チャリチャリは、これからの移動スタイルとして、良い選択肢となることでしょう。天草市の美しい景観を自転車で探索し、記憶に残る体験をしてみてはいかがでしょうか?