菊地恵理子氏が語る次世代リーダー育成の新たな道
2023年3月15日、次世代リーダーの育成を目指す国際共創学部はシンポジウムを開催し、ゲストにタイガーモブ株式会社のCEOである菊地恵理子氏を迎えました。このシンポジウムは新入生向けの入学前教育プログラムの一環として行われ、参加者に異なる価値観との出会いを通じた学びの重要性を伝える機会となりました。
グローバル人材の育成
シンポジウムの第1部では、菊地氏の基調講演「Co-sparkでありえないを超えよう!」が行われ、学生たちは彼女の講演に引き込まれました。開始直後、菊地氏は「皆さんのモットーを教えてほしい」と参加者を巻き込むスタイルで進め、学生たちはそれぞれの信念を語りました。
菊地氏は、自身の大学時代の経験を基に、出会う人々のモットーを聞くことの重要性を語りました。彼女は「人を理解するには時間がかかるけれど、モットーを聞くとその人の考えや価値観が見えてくる」と述べ、多様な価値観が共存する世界の大切さを強調しました。
海外経験の意義
菊地氏の会社であるタイガーモブは、世界45カ国で中高生や大学生に向けた短期・長期の海外インターンシッププログラムを提供しています。彼女は「日本財団による調査で、日本の若者は他国に比べて自分が国や社会を変えられると考える人が少ない」と指摘し、それを変えるための教え方として“Learning By Doing”の重要性を訴えました。
「まずは世界へ繰り出し、実践を通じて学ぶことが、自分の常識を超え、変革につながる」と菊地氏は力説しました。学生たちは彼女の言葉に刺激され、自己探求の重要性を再確認した瞬間でした。
自分らしさの追求
「ありえないを超えよう」というテーマの下、菊地氏は「自分らしさを追求することが人生を豊かにする」と語りました。参加者に対して「自分にとって本当にやりたいことは何か」と問いかけ、日々の生活の中で自分の