霞ヶ関キャピタル、袋井市で物流施設開発へ
霞ヶ関キャピタル株式会社(本社:東京都)は、静岡県袋井市に冷凍自動倉庫の開発用地を取得したことを発表しました。この開発プロジェクトは、地元企業と協力しながら進められ、今後、地域に大きな経済的影響をもたらすことが期待されています。
取得の目的
同社は、2030年を見据えたフロン規制の影響に対応するため、冷凍冷蔵倉庫の設備投資を進めることにしています。近年、冷凍食品の需要が増加しており、物流業界全体で冷凍倉庫の必要性が高まっています。また、労働力不足や就業者の高齢化といった課題に対応するため、新規の物流ソリューションとして冷凍倉庫の自動化に注力しています。
今回のプロジェクトは、名古屋を拠点とする「LOGI FLAG TECH名古屋Ⅰ」に続く中部地域での2つ目の拠点として位置付けられ、国土交通省が期待する中継輸送の解決策として位置づけられています。特に、首都圏と関西圏の輸配送の中継拠点としての役割を果たし、既存の物流施設とのシナジーを生み出すことが狙われています。
物流施設の概要
- - 所在地: 静岡県袋井市
- - 用途: 物流施設(冷凍自動倉庫)
- - 敷地面積: 約42,000㎡
この規模の開発は、同社にとっても非常に重要なプロジェクトと成ります。
取引先および取引価格
現在、取引先や価格については守秘義務契約に基づき公表はされていませんが、同社は取引先との関係性に問題がないことを確認しています。
今後の展望
2024年8月期に関して、この開発が連結業績に与える影響は軽微である見込みですが、今後の展開により影響が明らかになった際にはすぐに開示される予定です。
同社では、物流施設の開発を一つの「旗」として捉え、日本国内や世界に新しい価値を提供することを目指しており、これからも様々な需要に応え続けていく所存です。
専用ウェブサイトではさらなる情報が公開されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
公式サイトはこちら
会社概要
- - 会社名: 霞ヶ関キャピタル株式会社
- - 設立: 2011年9月
- - 代表者: 代表取締役 河本幸士郎
- - 本社所在地: 東京都千代田区霞が関
- - 資本金: 179億6356万円
- - 従業員数: 317名
霞ヶ関キャピタルは、不動産コンサルティングを中心に、物流施設開発のみならず、ホテルやヘルスケア施設の開発も行っています。今後の物流施設開発における同社の取り組みにぜひご注目ください。