SENRIの新サービス
2020-10-01 10:03:03
新興国の流通を変えるSENRIの受発注モバイルプラットフォームの魅力
新興国の流通を革新するプラットフォーム
新興国における流通のデジタル化が進んでいる中、SENRIが展開する『SENRI Direct Order』が新たな注目を集めています。このモバイルプラットフォームは、アフリカやアジアの小売店がメーカーへ直接商品を発注できる仕組みを提供し、流通業務の効率化を実現します。
SENRIについて
SENRIは、アフリカやアジア向けに製造・卸売業の営業および受発注管理のプラットフォームを提供します。アプリとWeb版を統合することで、現地の通信環境やモバイルスペックに合わせた仕様で、多様な業種のニーズに応えています。2020年10月の時点で、ケニア、ナイジェリア、ウガンダ、タンザニア、インドネシアの5カ国で累計150社以上が導入し、月間取引額は約12億円に達しています。さらに、月間のアクティブユーザー数は前年の2.7倍に達し、成長を続けています。
背景と成長要因
SENRIの成功の要因は、現地のニーズに応じた柔軟なシステムと、迅速なカスタマーサポートにあります。不安定な通信環境や低価格なモバイル機器に対する対応策として、データ同期技術が特に重要です。また、ERPシステムやモバイル決済、チャットアプリとのAPI連携を可能にすることで、多様な企業と連携しやすくなっています。各国に配置されたカスタマーサクセスチームは、IT知識の不十分な営業担当者に対しても、スムーズなサポートを提供しており、複雑な受発注業務をデジタル化する高い能力を誇ります。
『SENRI Direct Order』の特長
新たに提供された『SENRI Direct Order』は、WhatsAppを利用して小売店とメーカーの直接的な発注を可能にする画期的なプラットフォームです。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で対面営業が困難な中、流通の直接的な効率化が求められており、SENRIはこのニーズに迅速に対応しました。具体的な機能としては、メーカーごとの発注サイトの提供、WhatsApp経由のプロモーション、及びチャットボットによる配送状況通知が挙げられます。
将来の展望
今後、SENRIはエジプト、ベトナム、フィリピンなど新たな国への展開を進め、2023年末までに計10カ国にてサービスを提供する計画です。日本発のベンチャー企業として、現地の企業と小売店の発展を支援することを目指し、引き続きプロダクト開発と流通のデジタル化を推進します。
まとめ
SENRIの登場は、新興国の流通業界に大きな影響を与えることでしょう。その柔軟性と迅速な対応力で、流通のデジタル化を一層加速することが期待されています。アフリカやアジアの現地企業とともに、「千里」先を見据えた未来を切り拓くSENRIの取り組みに、今後も注目です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社SENRI
- 住所
- 東京都大田区北千束1-57-6-302
- 電話番号
-
050-3569-3029