「はいチーズ!」がNew Relic導入で効果的に進化する保育支援システム

千株式会社が「はいチーズ!」でNew Relicを導入



千株式会社が提供する総合保育テックサービス「はいチーズ!」において、New Relicを導入したことで、システムのトラブル解決や機能リリースの頻度が大きく改善されたことが報告されています。本記事では、導入の背景や効果について詳しく紹介します。

「はいチーズ!」のサービス概要



千株式会社は、2004年に設立され、保育団体や保護者の負担をITで改善することを目指しています。主力事業であるSaaS型の「はいチーズ!」は、「こどもにピース」というコンセプトのもと、保育園や幼稚園などの施設とともに子どもたちの幸せを育むことを目指しています。「はいチーズ!」シリーズには、写真撮影やオンライン販売の「はいチーズ!フォト」、保育業務をサポートする「はいチーズ!システム」、アルバム制作サービスの「はいチーズ!アルバム」、給食サービスの「はいチーズ!ベジ」などがあります。2026年2月の時点で、2万を超える団体がこのサービスを利用しています。

導入の背景



「はいチーズ!システム」は、「登降園管理」や「保護者連絡」、「勤怠管理」など、30以上の機能を持っています。このシステムは、保育士の勤務が始まる平日朝8時にアクセスが集中し、ピーク時には1分間に1万8,000件のリクエストが寄せられます。このため、システムの安定稼働が求められる一方、従来はシステムの性能低下に気づいても原因特定に時間がかかっていました。

これらの問題を解決するために、オブザーバビリティプラットフォームを導入する必要性が浮上しました。

New Relic導入の決定



千株式会社は、2025年8月にオブザーバビリティ製品の比較を行いました。New Relicを選んだ理由は、料金体系の明快さと、日本法人によるサポート体制の充実です。PoCを経て、2025年10月から本番運用を開始しました。

導入後の効果



トラブルの迅速な原因特定



New Relicの導入により、トラブルが発生した際の原因特定が数分でできるようになったとのことです。以前はアラートが出た際、原因を特定するまでに時間がかかることが多かったものの、今では特定の処理がCPUに負荷をかけていることを即座に把握できます。

機能リリース頻度の向上



New Relicの導入後、機能リリースの頻度が週1回から週3回に増加しました。これにより、エンジニアはトラブルの発生を過度に恐れなくなり、開発の進行がスムーズになっています。

データベース性能の改善



新卒エンジニアがNew Relicを活用し、データベースに対してインデックスを追加するだけで、ピーク時のトランザクション性能が39倍に向上しました。この改善により、リソースコストも25%削減されています。

対応時間の短縮



MCPサーバーを活用することで、顧客からの問い合わせ対応の時間が、半日から10分に短縮されました。これにより、CSチームの業務効率が大幅に向上しています。

未来への展望



今後も千株式会社では、非エンジニアリングチームへの展開やAIエージェントを活用した障害対応の自動化を進めていく予定です。そして「はいチーズ!」シリーズ全体にNew Relicを展開し、さらなる生産性の向上を図る考えです。

まとめ



「はいチーズ!」のシステムにおけるNew Relicの導入は、トラブル対応の迅速化や機能リリースの頻度向上といった多くの成果を生み出しました。このシステムを通じて、保育支援の現場がより効率的で効果的なものとなることが期待されます。

会社情報

会社名
New Relic株式会社
住所
東京都中央区八重洲2丁目2番1号東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー7階
電話番号
03-4577-9065

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