インパクト・キャピタルが始動
インパクト・キャピタルは、黄春梅氏と高塚清佳氏が設立したスタートアップ向けのインパクト投資ファンド運営会社です。このファンドは、2017年から機関投資家を招き入れ、インパクト投資の分野で確固たる立場を築いてきました。2024年からの本格始動に向けて、日本におけるインパクト投資のプレイヤーとして、さらなる貢献を目指しています。
インパクト投資とは
インパクト投資とは、財務的なリターンを追求しながら、同時に社会や環境にポジティブな影響を与えることを意図する投資行動を指します。当ファンドでは「人のWell-beingを追求する」ことをミッションに掲げ、多様性と価値観に基づく選択ができる、豊かな社会の創出を目指しています。これを実現するため、インパクト投資を通じての具体的なアクションを検討しています。
一次募集と出資者の紹介
今回の一次募集には、株式会社かんぽ生命保険(東京都千代田区)および学校法人立命館(京都府京都市)が名を連ねました。両者は2023年3月に連携協力に関する覚書を結び、社会共生価値の創造や、Well-being向上、地域の発展、環境保護などの社会課題に取り組むためのインパクト投資を行うことが目的です。この理念は、当ファンドが描く社会課題への理解や、日本のインパクト投資エコシステムの構築における目標と一致しています。
持続可能な成長を目指して
インパクト・キャピタルは、見通しが難しい日本の現状において、資金提供者として「彩り豊かな社会の創出」を追求していきます。具体的には、投資先企業の持続可能な成長とインパクトの拡大に力を入れます。一社一社に丁寧に寄り添いながら事例を積み上げていくことで、社会課題の解決を目指す「インパクト投資のエコシステム」を築くことが狙いです。
インパクト測定・マネジメント(IMM)
インパクト測定・マネジメント(IMM)は、ポジティブな影響とネガティブな影響を特定し、それに基づいて自身の目的と整合させつつ改善を図るプロセスです。この手法を通じて、インパクト投資の効果を最大化することが求められます。また、この方法論は、インパクト投資において必須のスキルとなり、社会的課題の解決に向けた重要なステップとなります。
今後の展望
私たちは、インパクト・キャピタルを通じて持続可能な社会の形成に寄与していく所存です。投資の先行事例を提供し、すべての資金提供者が社会的使命を持って投資を行うことができる環境を整備していきます。これにより、より多様性が尊重され、持続可能性のある社会の実現に向けて力を合わせていきたいと考えています。
詳しくは、
インパクト・キャピタルの公式ウェブサイトをご覧ください。お問い合わせは
[email protected]までお寄せください。